 ヴェルメリオ | 森で静かに暮らす、料理上手な女の子。おばあちゃんが大好きで、いつも得意のアップルパイを焼いて持っていく。おとなしい性格で、流されやすい面もあって自己主張はあまり得意ではない。あまり人の出入りが多くない地域に住んでいるため、やや人見知りで特に男性には免疫がなく、警戒してしまう。にもかかわらず、将来の夢は素敵な花嫁さん。自分の料理を美味しそうに食べる家族に囲まれたいと思っている。 |
 ティンカー・ベル | ネバーランドに住む、自由奔放な妖精。手のひらサイズから普通の人のサイズにまで自由自在に変化することができる。ペトラの育ての親だと自負しているが、少々子離れできていない一面がある。場の空気を大切にするムードメーカーで、自己主張のしすぎで空気が悪くなることは望んでいない。ただし、創造期からの不倶戴天の敵と勝手に見なしているフック船長にだけは、絶対に譲ろうとせず、何かにつけてフックは悪者だと主張する。魔法の粉で、飛べる魔法をかけることができる。 |
 ドロシー | とある田舎の州からやってきた、オトギノクニ最高の魔法使い。とは言うものの、実戦においてドロシーが魔法を使ったケースは数えるほどしかなく、むしろ得意は近接格闘。その打撃力はある意味で魔法なのかもしれない。まずは行動、という積極性とパワー系の思考を持っているため誤解されやすいが、実はオズに代わってオズの国の執政官を務めるなど実務能力が高く知略にも長ける。過去の経験から、人混みが苦手。 |
 ヘンゼル | グレーテルの姉。創造期にお菓子をたくさん食べさせられたことから、お菓子類は苦手。お菓子大好きでしょっちゅう食べている妹とは対照的。そんな妹のことは可愛がっていて、ふたり一緒に過ごすティータイムは大切なひととき。普段は穏やかだが怒らせると容赦なく、大好きな妹であっても容赦ない。お菓子が食べられない代わりにお茶にこだわっていて、最近はフレーバーティーを好んで飲んでいる。気に入りの紅茶屋さんの名前は「カイユ―」、店名の意味は「小石」。 |
 グレーテル | ヘンゼルの妹。創造期の経験から、魔女狩りを生業としている。姉のヘンゼルよりも気が強く、素直ではない面も多々あるが自分が悪かったことはちゃんと反省ができる。姉と仲が良く、ヘンゼルを連れ出しては様々な場所で食べ歩きをしているが、最近は少し姉に気を使い、美味しい紅茶が飲めるお店も守備範囲。お気に入りは「月の光」という焼き菓子。 |
 アリス | 好奇心に満ちあふれた冒険好きな少女。その好奇心はワンダーランドを飛び越え、オトギノクニの様々な場所へと向けられている。興味を持てば躊躇なく行動に移すので、ときには大変な目にあうこともあるが「ワクワクを抑えるほうが辛い」と本人が語る。冒険者としての経験は豊富で、剣の扱いにも非常に長けており仲間からの信頼も厚い。アリスも仲間、特にお茶会メンバーのことは大切にしていて、異変にも協力してあたる。国外に出たときはお土産を買って帰るが、女王エルザは「センスがないのよ」とばっさり。 |
 ヴィルデローゼ | オトギノクニでも五指に入ると言われる超大国・いばらの国のプリンセス。公式には母・アインミが統治しているが、ヴィルデローゼ自身も会合への出席等の公務に携わる。もともとあまり自分に自信がなく他者に関わるのが苦手だったのだが、人間さんたちとの出会いにより少しずつ積極的になっていき、紆余曲折あってついにはプロレスリングで「ローゼ・ザ・グレート」としてデビューを飾った。美しいバラには棘があるという言葉通り、彼女の城は多くの棘を持つイバラで覆われている。最近は植物に話しかけると大きく成長するという記事を読み、育てている植物に話しかけることが日課。 |
 マルガレータ | オトギノクニでも五指に入ると言われる超大国・りんごの国のプリンセス。美しい歌声と可憐な顔立ちで内外の評価は非常に高い。白く透き通る肌と林檎のように染まる頬のコントラストがチャームポイント。義母にして王位につくユーベルシェーンには長らく一方的に忌避されていたが、少しずつ和解に向けて進んでいる。創造期以降、林檎がトラウマで食べられない日々が続いていたが、こちらも克服しつつある。窓辺で歌を歌うマルガレータはまるで絵画のように美しいが、本人は賞賛されることを快く思っておらずファン1号のスペクルムにはもう少し自重してほしいと思っている。 |
 ラプンツェル | ひとり孤独に塔の上に閉じ込められていたお姫様。その境遇のわりに快活で、明るく元気。ターザンごっこをしたり、人間さんが来た際には泥棒と間違えて棒で殴ってみたりとアグレッシブ。未知のものへの興味も尽きず、また恐れもあまりない。生まれてから一度も切ったことのない長い長い美しい自慢の髪をロープ代わりに、塔から抜け出しては外の世界を見て日々楽しんでいた。しかし、人間さんと出会って冒険をしたいと考え始め、パルティーと共に旅に出た。 |
 マザー・ティターニア | 頑張り屋さんをついつい手伝ってしまうオトギノクニの妖精。創造期の頃、寂しい思いをしながらも頑張っていたシンデレラの前に現れた。優しくおっとりとした性格で、がんばっている人には手助けをせずにはいられない。現在はシンデレラが人間さんと旅して留守がちなので、摂政として実務を取り仕切っている。人間界で言う駄菓子のような比較的安価なお菓子が好き。夜中にこっそり食べるのが至福の時で、これだけはどうしてもやめられないらしい。 |
 オズ | オズの国のトップに立つ大魔法使い。創造期に、マジックを魔法と言い張り小銭稼ぎをしていたが、今は人々をマジックショーで楽しませている。オズがたまに出るマジックショーは連日大盛況。国外からも多くの人を集め、オトギノクニを笑顔でいっぱいにしている。お客を喜ばせる研究に余念のない彼女は日々、面白そうなイベントがあるとこっそりと足を運んで人は何を見て楽しんでいるのかを観察し、マジックに取り入れている。 |
 フック | 世界中の海をまたにかける、オトギノクニでも有名な大海賊。仲間からの信頼も厚く、今日も彼女は宝を探しに大海原に船を出す。海賊らしからぬ穏やかな話し方が特徴的なフックだが、欲しいものは手に入れるまで妥協しない主義で、強かで狡猾な一面もある。創造期にはペトラパン達と争いをしたものの、現在は和解。ペトラとフックは普通の友人以上の信頼関係を築いている。ティンカー・ベルのことは面白がってしょっちゅう揶揄っているが決して嫌ってはいない。 |
 プリンセス・シンデレラ | 王位継承権第1位であった亡き夫の遺志を継ぎ、義父から王位を継承。オトギノクニでも五本の指に入る大国・魔法の国の君主を務める。称号は「クイーン」ではなく「プリンセス」であるのは、王家の正当な血族ではないという彼女の引け目が表れている。持ち前の面倒見の良さもあって、緩やかな支配によって連携する小国は数多くあり、畏怖も込めて「シンデレラ帝国」と呼ばれる。普段の彼女とは違いヘアメイクを徹底することで、まるで別人のような外見になっている。 |
 カグヤ | 友達をどうしても作りたくて、友達オーディションを実施するが元来の素直になれない性格のせいでうまくいっていない。また、友達がいないことから距離感がつかめず、ひとたびカグヤが友達だと認めた相手には、周りが引くほど一方的に尽くしてしまうなど極端な一面も。なまじ財力があるので、その尽くす性質を利用されてしまうこともある。一人で過ごしていた時間は読書に費やし、友達とはこういうものなのかと想像を膨らませたり、恋愛ストーリーにドキドキしていた。 |
 酒呑童子 | 派手なものが好きな酒呑童子は戦うときも華々しく舞うように敵を翻弄する。普段は酒に酔ってふらふらしているように見られるが、非常に負けん気が強く、勝負どころは外さない。本人曰く「うちは首を切り落とされて生首なっても絶対に敵ののど元に噛みついたるで」とのこと。実は孤児を見つけては親代わりとして育てている。その昔、自分も親に捨てられたことがあるため、捨て子を見ると放ってはおけない。 |
 ラ・ベル | 創造期に出会ったビストネアと同居生活を続けている。すっかり仲良くなったはずだが、真面目な性格なためかまだ少し遠慮してしまうことも。果実酒や花のアロマ酒を作ったり、オリジナルの食器をデザインしたりなど意欲的に活動中。現在は珍しいバラの育成方法を研究している。夜遅くまでロウソクの灯りで勉強しているラ・ベルのために、ビストネアが良い香りのするアロマキャンドルを買ってきてくれた。 |
 ポム | 創造期には木の人形だった少女。エルマイトのおかげで生身の姿になることができた。素直で人を疑うことを知らない為、人に騙されることもしばしば。その度にがっかりしたり悲しんだりするが、一晩寝ると忘れてしまうけっこうポジティブな性格。また、体を動かすことが好きで3つほど先の街であれば難なく歩いて行ってしまう。出掛けた街では見知らぬおじいさんやおばあさんに孫のように可愛がられるので、意外と知り合いが多い。 |
 ビストネア | ビストネアは周辺地域の住民から恐れられていたが、理由は外見だけではなく自分にも他人にも厳しい態度もあいまってのことだった。創造期に出会ったラ・ベルはビストネアの本心を理解し、心から信頼し、周囲の者へのフォローなども手厚く、彼女のおかげでビストネアも心休まるようになったのだった。そんなベルにビストネアはとても感謝しており、ベルのためなら何でもしてあげたいと考えている。ジバルは、はとこにあたる。 |
 ジェオン | 天空の孤島に住む巨人族。幼いころに片思いしていた男の子に「でかくてゴツくて巨人は無理」とフラれたことがあり、その心の傷を埋めるように可愛いものを集めるようになった。ぬいぐるみ、小さなお菓子、フリルの付いた靴、そしてなによりもジェオンの心をつかんだのはメイド服だった。メイド服の可愛さに心奪われたジェオンはいつしか、自分の理想のメイド服を手にするのが目標に。一方で、元からお金のやりとりは好きなため、地元では経理をしつつ、いつかの理想のメイド服の為に貯金をしている。 |
 イシャナ | かつて国を創造していたらしい。現在は「国を産む力」は失われているが、それを差し引いても様々な神秘的な能力を持つ。ピュルテと同じようにエルマイトやディマイトの波動を感ずることも可能。そんなイシャナの趣味は囲碁。まだ仲たがいをしていなかった頃にはフスミと毎日のように激戦を繰り広げていた。フスミとは少し関係も進展したが、まだ当時とまったく同じようにはいかず、戻れる日を夢見ている。 |
 フスミ | あの世とこの世をつなぐ場所、通称「黄泉比良坂」の番をしている少女。創造期にイシャナと行き違いがあり、傷ついた心を固く閉ざしてしまった。世界がどうなろうがあまり興味がないが、人間達と出会い少しは外に出てみようかと思うようになった。イシャナと同じくオトギノクニ屈指の存在。昔はイシャナとの囲碁で負けるとヘソを曲げてしまったらしいが、今となってはそんな微笑ましい光景も見られなくなった。だが、フスミもいつか再戦するときが来ればと思いながら、囲碁の指南本を読みふけっている。 |
 吉備津 桃葉 | 創造期に鬼ヶ島を討伐した英雄だが、今ではうららとも良い友人。あまり勇名が広がると暴力的な女の子だと誤解されないかと心配している。とは言え、困っている人を見ると見過ごせない正義感は健在。猪突猛進、早とちりで周囲を振り回すこともあるが、ご愛嬌。お供だった3人とは今でも気の合う友達で、よくみんなで買い物や温泉旅行に出かけている。桃のようなお尻がややコンプレックスでシェイプアップに励んでいる。 |
 ヒルメ | 人助けが好きで、自分ができることであればできる限りお手伝いをする。その笑顔に多くの人々が癒やされている。様々な場面に顔を出しては手伝ってくれるヒルメだが、最も得意な人助けは書類に記録すること。ニコニコと達筆な文字で要点をまとめていく能力は重宝され、貴族からもよくオファーがありミヤコ近辺に住めばいいのにと勧められるが、本人は都会ぐらしは性に合わないらしい。なお、頼りになる存在でもある一方、どこかほんわかしていて「俺が居ないとヒルメさんはダメなんだから」と思わせる妹キャラでもある。 |
 ヒイガ | 本能を優先して行動した結果、村に害をなすものとして危険視され、封印されていた。そのような扱いを受けていた為、外界との交流が少なく片言でしか喋ることができない。人間達の旅に同行することになってからは様々な外の文化に興味を示し、珍しいモノには自分から近づいて「これは一体ナんダ?」と質問を投げかけ人々と交流を図っている。 |
 鬼島 うらら | とにかく男運が悪い鬼。男に遊ばれた挙句さくっと捨てられてしまい、激情にまかせて暴れまわってしまった。恋愛アドレナリンが出てしまって周りが見えなくなるタイプ。それを「悪い鬼が村を荒らしている」と思った桃葉に止められバトルに。無事、和解を経て現在はいい友達同士。口がうまく顔の良いヒモ系の男に弱い。愛の言葉をさらっと言われてしまうと「なんてロマンテイックな人なんだろう」とときめき、困ってるんだと頼られると「私が居なきゃだめなんだから」と考えてしまうだめんず生産機。 |
 ブルーバルバ | 創造期に、ぬいぐるみを溺愛する趣味がバレたことが原因で6回もの離婚歴を持つ、とある城の城主。その威厳を保とうと意識することで、領民などへの態度は威圧的なものになってしまう。そんな領主の顔がストレスとして蓄積され、大好きなぬいぐるみと毎夜、ままごと遊びをすることで発散している。そんな情報が錯綜した結果、地下牢に人を閉じ込め拷問しているという噂につながってしまう悪循環。城自体はだいぶ古くなってきているのでリフォームを検討しているが、業者にぬいぐるみを見られたらどうしようか心配で踏み出せずにいる。 |
 エルザ | オトギノクニ屈指の傍若無人な女王。高飛車でワガママ、気分で指示を出し飽きたら直ぐに方向転換、と毎日トランプ兵たちは右へ左へと忙しい。ワガママ女王そのものだが、部下が口々に彼女を褒めると結構すぐに機嫌が良くなるちょろ可愛い一面も。そんなエルザの特技は意外にも料理。特に彼女の作るパイは絶品だ。ブルーベリーパイにアップルパイ、ミートパイにナッツのパイまで多種多様なパイを作ることができる。噂によるとよく働いた兵士はそのパイをご褒美に食べられるらしい。 |
 此花 咲 | 特別な灰を使って植物を元気にできる心優しい少女。創造期でも枯れ木に花を咲かせてきた。愛犬のしろとも仲良し。あっちこっち花を咲かせるために行ったり来たり。趣味はお花見と生け花。特に生け花の腕は超一流で、その場にある花材で場にふさわしいアレンジをすることができる。花の名前には詳しく、元気のない植物を咲に見せると「日に当てると良い」や「水が足りない」などのアドバイスをしてくれる。 |
 金蘭 | 力持ちで大岩をも動かせる。明るく元気に山ですくすくと育った。その為、あまり女の子らしいことに関わらず生きてきた。好きな遊びは虫取りと相撲。得意なことはまき割り…と女子力の欠片もない。酒吞とは古くからの友達なのだが「女の子らしいこと」や「色っぽい仕草」は教えてどうにかなるものでもなく、金ちゃんの可愛い女子への憧れは増すばかり。桃葉やみずえ達と一緒に遊ぶうち、少しずつだが女子っぽさをあげていっている。 |
 ジュリエット | いつの頃からか、強い妄想癖があり、一度自分の世界に入り込んでしまうとなかなか抜け出せない。昔は素直で物語や芝居が好きな普通の優しい少女だったというが、現在は妄想の中で生きていることが多い為、人とのコミュニケーションがうまくとれているかも怪しい。ジュリエットは舞台女優のオーディションを受けたことも何度かあるが、演技なのか素なのか紙一重すぎてオーディションに落ちてしまったことがある。しかし、彼女はまったく気に留めることなく、台本の台詞そのまま口ずさみながら帰っていったという。 |
 浦島 みずえ | 魚と意思疎通でき、実家は漁師。素潜りがメインだが釣りも慣れたもので、簡単に釣り上げる。海と共に生きてきたみずえは、魚料理のレパートリーも多い。明るく、元気でさっぱりとしているので友達も数多くいる。いわゆるダンススクールに通っていた時期があるらしく、かなり上手いらしいが本人はあまりみせてくれない。1度オトギノクニのファッション雑誌に載ったことがある。 |
 ジャックオランタン | 死者と生者が行きかう町、バイレ・アス・ハロウィンの警備隊長を務める。普段は均衡がとれている平和な町だが、時折、死者の街に続く扉から許可なく飛び出して悪事をはたらく亡霊がおり、そんなときは彼女の出番。仮面をかぶって職務にあたる際は厳しく取り締まり、ややSっ気さえ感じられるが、仮面を外すと急に弱気になってしまう一面も。キャンディ・ボンボンには「おねえちゃん」と呼ばれ、彼女も妹分として可愛がっている。 |
 ブラック・オデット | |
 B・ドンキ・ホーテ | |
 ココロニ | ヤマトの国の北端に位置する極北島に暮らす、独自の文化を持つ民族の出身。素直で純粋、そして気遣いもできるしっかり者で、故郷の人々はもちろん人間さん一行にも愛されている。左腕のタトゥーにはエルマイトを貯めこむことができ、いざというときに役立てている。狩りの方法、植物の知識など大自然を生き抜く知識も豊富に持っており、妹のクルプンにもしっかり教え込んだ。 |
 おつう | 創造期に、罠から助けてくれた男性に恋をしたものの「決して覗かないでくださいね」と伝えた約束を破られて以来それっきり。もともと潔癖気味だったのだが、過去にトラウマになる出来事があり、より徹底するようになった。とはいえ、穏やかな気性で家庭的な彼女が、潔癖さで他人に迷惑をかけることはない。織物や裁縫が得意で、他人の体を見ただけでサイズが判断できる採寸要らずのスキルを持っている。旅をしながら服を作り、販売したところ大好評。フルオーダーメイドで、顧客ひとりひとりに合わせた服を作る主義。 |
 キックル | 強い結婚願望を持つキックル。しかし、その相手の選び方は独特で、人間さんがロックオンされた理由は未だに判然としない。本人いわく「これは運命だね」とのこと。意外と花嫁修業はしっかりとしていたようで、洗濯や裁縫、掃除など家事全般が得意。ただしセンスは微妙なところで、人間さんはカエル柄のパンツを今でも大量に持っている。1周まわって、良い思い出かもしれない。 |
 クラース | 人々が思い描く夢や希望を読み取り、具現化する能力を持っている。オトギノクニ全土を巡りプレゼントを配る仕事には莫大なエルマイトの消費が求められるため、誰にでもできるものではない。ただ、本人は季節労働が性に合っているから、とうそぶいている。その能力により他人の秘密を知ることも多いが、容赦なく暴露したり煽ったりと、役割の慈悲深さとはまったく結びつかない言動をとる。ただ、純粋で無垢な相手には弱く、また子供に対しても優しく接する。 |
 ナイトメア | 夢の中に入り込み内容を操る能力を持つ、クラースの元・弟子。その能力はクラースのもとで修業した結果だが、本人は自分の才能だと断言する。クラースにいびり倒されて飛び出したが、本心では今でも師匠への敬意は忘れていない。素直で共感性が高く、不器用だが優しい心を持っている。裏を返せば誰かが欲するものに対し、強く拒否できない弱さであるとも言える。それを危惧したクラースが敢えてナイトメアが出ていくよう仕向けたという説もあるが、定かではない。なお「ナイトメア」は自称で、本名は「ズワルテ」。可愛くない、と本人は気に入っていない。 |
 シナツ | オトギノクニ屈指のギタリスト。誰もが憧れるシナツのギターテクニックは、姉ミカヅチとともに育くんできたもの。元々ふたりで「感電」というバンドを組んでいたが、ミカヅチが人間さんを追い回すようになってからはソロ活動を主軸にせざるを得なくなった。ややシスコン気味で、姉を奪った人間さんにも敵意を向けていたが、いろいろあって今はむしろ好意を持っている。テクニックは随一だが、難解な世界観を持っており玄人に好まれやすい。スタッカータのソロデビュー曲がシナツの作曲であることはあまり知られていない。 |
 ミカヅチ | 人間さんのことを「ハニー」と呼ぶ。一目惚れ体質で、好きになったら一直線。人間さんに助けられた瞬間、文字通りミカヅチの体を恋の稲妻が走った。やきもち焼きで他の女に目移りするとふくれっつらになる。妹のシナツが人間さんのことを不満に思っているのは承知だが、いつか理解してくれたら…と思っている。生真面目で努力家なシナツとは対照的に、感覚でなんでもこなせる天才肌。本職は「太鼓」。派生的にドラムもこなすが、和太鼓の迫力は右に出る者はいない。 |
 エリザベル・F | |
 イグヴィヴル | 人里離れた山の奥で暮らしていたドラゴン娘。長い歳月をひとりで過ごしていたが、人間さんやナードに出会ってからは賑やかな日々を過ごしている。密猟者が多く訪れ、自分をも狙っていたことから不信感を募らせていたが、最近はナードによる規制も進んでいる。肉食系で、狩った獲物は自らの炎で丸焼きにして食べる。吐き出す炎は、いわゆる火炎ではなく闇の炎で、表面を焦がさずじっくり中まで火が入るらしい。 |
 ヘルシング | 孤児院育ちのヘルシングは、現在ナードの騎士としての公務にあたっている。忙しい生活ではあるが、公務の合間を縫っては自分が世話になった孤児院へ赴き、子供や先生への恩返しをしながら日々を過ごしている。ナードの元で働くのも良いが、将来は自分を育ててくれた先生のようになりたいと考えており、自室に戻ると夜な夜な勉強をしている。また、ナードの騎士の中ではずば抜けて身体能力が高く、誰にでも分け隔てなく接する姿勢や身を挺して仲間をかばう姿、さらには戦いとあれば誰よりも誇り高く戦いに挑む姿が大人気。城の中ではヘルシングのグッズがこっそり売買されているとか… |
 シンデレラ花魁ver. | 新年を祝うためにと、ヤマトの国の伝統衣装に着替えたシンデレラ。どんな生地にしようかと、仕立て屋でさんざん悩んだ末に、萌黄色と紅梅色の二着を購入。可愛い色合いにプリンセスもご満悦だ。この衣装を着るなら統一感が必要…などと理由をつけて、有名な蔵元を訪れ銘酒を買い付けて城に持ち帰ったという。一方で、ご当地の赤ちょうちんで一杯ひっかけていることも。つまみは乾きものが好みらしい。どんどんアルコールプリンセスになっていくが、髪をアップにしてほんのり頬を染めたシンデレラはいつにも増して色っぽい。 |
 ヴェルメリオ巫女ver. | 新年を祝うためにとヤマトの国の伝統衣装に着替えたヴェルメリオ。レースのついた和モダンな着物は、お店のショーウィンドーで見かけて一目惚れしたもの。同じ店で巫女の衣装を見つけ「穢れを祓ってくれる人の衣装」と説明を受けた。赤と白のコントラストが気に入ったのと、人間さんが巫女衣装のロマンを語っていたことが購入の決め手。正月といえばおせち料理、と作り方を学ぶことも忘れないヴェルメリオだった。 |
 ティンカー・ベル忍者ver. | 新年を祝うためにとヤマトの国の伝統衣装に着替えたティンカー・ベル。仕立て屋で着物を選ぶ際、「首のふわふわがつくヤツが温かそうでいいじゃ〜ん!」と着物そっちのけでファーショールを購入。肝心の着物は深い緑色をベースに、大人っぽいストライプの柄が普段と違った魅力を引き出している。正月遊びの中では羽子板がお気に入りで、宙に浮きながら強烈なスマッシュを打ち込むなどアクティブ。でも人間さんとふたりきりのときには「また、一緒にお正月しようね…?」としおらしい一面も。 |
 ドロシー歌舞伎ver. | 新年を祝うためにヤマトの国の伝統衣装に着替えたドロシー。仕立て屋でみんなが着物選びに迷う中、ドロシーは1分で即決した。普段の衣装に似た青を基調とした生地には白い梅があしらわれおり、さわやかな印象が引き立つ。みんなが着物を決めるまでの待ち時間で歌舞伎を観劇し、見得を切る場面に感動。自分も、ここぞの場面ではやってみたいと若干、影響されたらしい。自分の地元の文化も人間さんに知ってほしいと思い、いつか故郷に連れていきたいと考えている。 |
 ヨハンナ・ディ・アルク | 人々を救うために戦う聖騎士。気高く、誇り高く、そして生真面目。弱き者がいれば必ず手を差し伸べ、正義のためにと武器を振るう。堅物過ぎてやや冗談が通じないのが玉に瑕。多くの人に慕われているが、創造期の経験から名声が独り歩きすることは避けたいと思っている。真面目すぎて、正義とは何か…と自問自答してはひとり悩んでいる。答えの出ないまま、自分を求める声を見捨てることはできないのだった。 |
 ナード | シンデレラ帝国の一角を担う、小国ドラゴニュートの姫。シンデレラを姉様と慕う。ドラゴンが住まう山を領内に持つ土地柄、ドラゴンの伝説に幼い頃から親しんできたナードは、成長して正式にプリンセスとなる頃にはすっかり重度のドラゴンマニアとなっていた。当初は、その趣味をやめさせようとした両親だったが、ひたむきさに心を動かされ現在は公認。ただドラゴンと結婚するのだけは勘弁してくれと言い含められている。 |
 ヴラド卿 | 創造期は血に飢えたヴァンパイアとして、多くの血を吸ってきた。生かさず、殺さず、捕らえた相手の血液を少しずつ摂取し、その魔力を蓄えてきた。現在は血の流れを熟知していることを活かして、診療所を開設。悪い血を吸って患者たちを治療しながら生活をしている。豊富な経験と知恵を武器に老獪に立ち回る反面、遊び心を忘れていない可愛い一面を持ち合わせている。面倒見の良さもあり、同じ吸血鬼族のリリアやヴァン・ピュールにも尊敬されている。 |
 ペトラパン | ネバーランドのヒーロー。ティンカ−・ベルやフック、エンディなどたくさんの仲間に愛されている人気者だが、創造期の頃は勢いに任せて行動してしまうことも多いヤンチャ者だった。昔に比べれば落ち着いて大人っぽくなってはきているが、元々ある子どもっぽさは消えないままだ。性格は自由奔放でマイペース。そして、有り余るほどの人を引き付ける魅力を持っている。仲間思いで誰かのために人を助けることもしばしば。ペトラパンは永遠にネバーランドのヒーローなのだ。 |
 アルセーヌ | 盗むと決めた獲物は絶対に逃がさないその腕前から、オトギノクニで名を轟かす大怪盗。しかし、心には正義の気持ちが宿っており、悪しき者たちからのみ盗みを働く。変装と脱獄が大得意な神出鬼没な存在として、オトギノクニの紙面を騒がせることも。アルセーヌのコートの中には怪盗7つ道具が常に忍ばせてあり、「どんな扉でも開けられる鍵」や「どんな大きなものでも仕舞い込む袋」が存在するなどの噂が、アルセーヌのファンの間ではまことしやかに囁かれている。 |
 トリル | 海底を統べるトリートーン王家の末娘。父王がまだ健在であり、後継者は長女のスラーに決まっているということで末娘であるトリルはたまに公務に出るだけの気楽な立場。創造期の悲恋で一時は身も心も疲れ果ててしまったが、今はすっかり乗り越えている。海底アイドルとして活動し、海中・地上を問わず絶大な人気を誇る。また、創造期に地上に行く手伝いをした海底の魔女ダル・セーニャはトリルの廃レベルのファン。だからこそ忌憚ない意見をくれるので、トリルはいつもダル・セーニャと話し、初心を忘れないようにしている。 |
 牛若丸 | ヤマトの国出身の美少女。自分自身が「美しい存在である」という事実をしっかりと理解した上で、自身の容姿をとても気に入っている。「こんなに美しいのだから、自分で自分を美しいと思って当然」と考えている。仲間の武蔵坊弁慶たちも牛若丸を容姿端麗と認めており、対等な関係ではあるが牛若丸の美しさに丸め込まれることもしばしば。やや傲慢な部分もあったが、最近の修行で「心頭滅却」の精神を会得したらしい。 |
 武蔵坊弁慶 | ヤマトの国の出身で、気のいい姉御肌。999本もの武器を使いこなす強者として名高い。実力もさることながら、その豪放磊落な性格で仲間からの信頼も厚い。鮮やかな薙刀さばきは、敵の戦意を喪失させる。細かい作業は苦手で、終盤になるとかなり雑になっている。仲間を守るという強い意志の元、武器の手入れを欠かすことはない。己の力を大事な仲間たちのために振るうのが彼女のポリシー。 |
 ダル・セーニャ | 海底の国随一の力を持つ魔女で、廃レベルのトリルのファン。トリルが幼いころからその歌やダンスの才能を見出し、密かに応援をしていた。創造期にトリルが地上へ行く手助けをしたのもこのダル・セーニャ。トリルの姉たちには非常に恨まれたが、地上に出た経験も含めて今のトリルの魅力につながっていると思っている。深海の奥底でトリルの歌を聴きながら魔法の薬を作っている。地上への憧れはあるが、自己肯定感が低く臆病なため、知らない場所に出て行くことに抵抗がある。 |
 リラお雛様ver. | お雛様の衣装を纏ったリラ。桜や梅のアクセサリーに不思議な赤い扇子ですっかりお雛様の気分。兎の柄の入ったこの着物が気に入ったらしく、ぴょんぴょんがぴょんぴょんして、ついついぴょんぴょんしすぎてあんくるぺいん。みんなでお菓子を食べたりするのは全てお茶会と思っており、リラにとってはひな祭りもお茶会の一種。ひなあられや菱餅をワンダーランドに持ち帰ってタリーに見せたところ、ひな祭りお茶会を開催。内容はいつものお茶会とほとんど変らなかったとか。 |
 シンドバッド | 世界中を旅する冒険者。いくつもの海を、夜を、砂漠を、土地を超えてきた。とても若い見た目だが、実際は96歳というなかなかの御高齢。ミスヴァーファに魔法をかけてもらい、若い姿が変化することはない。しかし、自分以外のものと時間の流れが違うことは止められず、少しだけ取り残されているような気持ちになっている。 |
 ジーア | とある村で厄介者扱いされている大嘘つき少女。決して根は悪い子ではないのだが、なんのためらいもなく息をするように嘘をつくため、面倒を見ているグラムとペコリーノは毎日頭を抱えている。嘘をついて周りを巻き込んでもなんとも思わない性分で、常に彼女の周りでは混乱が起きている。ただ、言ったもん勝ちの場面では有利に働くこともあり、地下アイドルとしてある程度の地位を得たのも、そのひとつ。とはいえスキャンダルが危ないのでメジャーシーンに行くのは難しそう。 |
 アリババ | アリババ商会のトップ。商売のイロハをよく知っている気のいいお姉さん。いろいろな商売のアイデアを思い付き、「自分だけが幸せになろうとしないこと」が商売の信念で、人望を集めている。好物は幼い頃から慣れ親しんでいるアーブグーシュトで、金持ちになってどんな豪華な料理を食べてもそれは変らない。お金に左右されないその人柄が、周囲の者を魅了するアリババの魅力である。 |
 ミスバーファ | どんな願いでも3つ叶えるランプの魔人。性格は非常に引っ込み思案で恥ずかしがりや。コミュニケーション能力の高いシンドバッドでさえ、彼女の心を開かせるのに7日間は費やした。ランプの中には部屋がちゃんと備わっており、けっこうオシャレな住み心地の良い空間になっている。キッチン、バスルーム、ベッドルームのほかに、寝室もリビングもある。一応お客さん用の客間もあるのだが、誰かがランプに入ったことはない。丁寧な暮らしを心がけており、カレーはスパイスから手作りしている。 |
 マル | ジーアのことが可愛くてたまらないオオカミ少女。激しい性格で、ジーアが居ないと手に負えないぐらい落ち込んでしまう。かわいい見た目をしているが過激な面もあり要注意。ジーアのために手作りのプレゼントを用意したり、ジーアの好きなことなら食べ物でもなんでも全部把握している。時間を見つけてはジーアの動向をチェックし、観察している。友達が欲しいというよりも「可愛い人」が好きなだけ。 |
 チー | 創造期には暴れだすと手がつけられなくなることで有名だった。近頃はすっかり丸くなった…とは本人談。一応は住民からは神様として扱われているが、本人は職業が神だと割り切っており供物は遠慮なく受け取る。その代わり、住民たちの困りごとは強い神通力も活用して必ず解決してくれる。負けん気の強い性分で、特にピンへの対抗意識が強く「これ持ってないの?」と言われると不要なものでも即購入。その資金として、不老不死の仙桃を効果を薄めて量産し「若返りの桃」として販売をしている。 |
 ソナ | 亡国の姫。創造期以降、過剰なディマイトにより故国は滅亡したが、その後は「人々を幸福に導く」という目的のために長く旅を続けている。宝石など、自分が持っている財産を惜しみなく他人に分け与える。相手を選り好みすることもなく、すべての人に尽くそうとするので、当然悪意のある者が近づくこともあるのだが、彼女は疑おうとしない。本来の目的とは別に、創造期に相棒だったツバメのことも探している。 |
 真砂 | 私腹を肥やした悪人から盗んだ金品を、貧しい民に配る義賊。その盗みの技術は、経験に裏打ちされた確かなもの。永遠のライバルを自称するおシュウからも、その腕は評価されている。しかし、ときどき抜けていることがあり稀に大失敗してしまうことも。義理堅く、情に厚い。ただ、自分が納得いかないことは金を積まれても動かない。お宝情報には敏感で、網を張り巡らせており、同業者にも顔が利く。 |
 パトラッシュ | 一流画家を目指すネルロの手伝いを献身的にしている。ネルロの才能を信じ、画家として独り立ちできるようになるまでサポートし続けるつもり。現在は絵だけでは食べていけないため、フックから仕入れた日用品や食材など、幅広い品物を売って生活の糧にしている。力持ちで優しいパトラッシュはちょっとだけうっかりさん。ネルロに頼まれたものを忘れてしまったりすることもしばしば。そこはネルロがパトラッシュをフォローし、お互いなくてはならない存在となっている。2人は今日も肩を寄せ合い、苦労をしながらも夢を追い続けている。 |
 ピン | 世界中の珍しい物をコレクションするのが趣味で、よくオークションに参加しては競り落としている。特に、『芭蕉扇』は狙っているライバルも多く過去最高額で落札した。創造期からの義姉妹たちのことは大切にしており、部下の金角や銀角に対しても、なんだかんだ世話を焼いているので、世話焼きタイプだと思われるが本人はあまり認めていない。特にチーのことは危なっかしい面もあることから心配しているのだが、うまく意思疎通できずに喧嘩に発展しがち。 |
 おシュウ | 天下の大泥棒。世のため人のため、盗みをはたらく義賊。真砂のことを尊敬しながらもライバル視しており、その存在感の強さで自分の陰が薄いのではと危惧している。技術的にはむしろ、おシュウのほうが高い部分も多いのだが、経験に裏打ちされた精神面での安定感が今後の課題。真砂も一目置いているのだが本人は気づいていない。手先が器用で、小さな折り鶴を高速で折れる特技を持っている。 |
 アラジン・アクア | |
 マウラ真鯉ver. | 眠りネズミのマウラはヤマトの国から運んできた兜を装着。天気の良い日に外でうつらうつらとしていたところ、たまたま通りかかったファウルに起こされ、なんだかんだ言いくるめられ手伝いをすることに。ちなみにマウラが顔を突っ込んでしまったティーカップになるはずだった土は、せっかくなのでそのまま焼いて器にした。ワンダーランドに持ち帰ったところ、タリーがとても気に入ったとはしゃぐのでプレゼントした。 |
 青龍 | かつて東の帝国で強大なエルマイトを誇った「四神」のひとり。4人の中では一番元気な性格。思ったことを正直に言いすぎる一面もある。友達同士の絆をとても大事にしていて、仲間のピンチには必ず駆けつける。創造期でも戦闘時には大活躍だったが、白虎の戦略を忘れてしまい、ときどき失敗してしまうことも。以前、知り合った少年の誕生日パーティーでは、一発芸として水をジュースやお酒に変えるマジックを披露した。 |
 千菊 | ヤマトの国に住む、一応は僧侶職にある少女。庶民の気持ちを理解するため、酒を呑み肉や魚を食し賭博も楽しむ。という建前なのだが、庶民以上に享楽的な生活を送っている疑いがある。でも住民たちには人気があり、毎日のように飲み歩いていてもみんな笑顔で迎え入れる。最大の武器は「とんち」でかなり優秀な地頭力を持っており、現在は「煩悩寺」の住職として住民たちも頼りにしている。お金には無頓着で、母のみなみには、ちゃんと管理しなさいと注意されている。無頓着な割には、金銭面で困ったことはないらしい。 |
 三羽 | 創造期に有名な打ち出の小槌を使い、機転を利かせ鬼退治に挑み見事成し遂げた。よく子供のように見られるが、れっきとした成人女性。礼儀正しく大人しい雰囲気だが、内に秘めた正義感は強い。人間さんに恋をしてしまい、ずっと一途に思い続けている。創造期は長らくひとり旅だったが、実はチームマネジメントに長けているらしいという噂で、マハーから料亭「小槌亭」の女将を任されたり、とある秘密部隊の司令を務めるなど、現在は多岐にわたって活躍している。 |
 朱雀 | かつて東の帝国で強大なエルマイトを誇った「四神」のひとり。しっかりしてるように見えるが、意外と抜けていることも多い天然ガール。同じ四神の面々からは「クソ真面目」や「融通が利かない」などの評価を受けていたが、相対的に他のメンバーが「適当」ということかもしれない。押しに弱く、少し強く言われると、なんだかそんな気がしてきてしまう。朱雀の食の好みは激辛。口の感覚が麻痺し、汗が滝のように流れる激辛料理が大好物。人間さんに教えてもらった、人間界の激辛ラーメンをふたりで食べに行けたらと夢見ている。 |
 さつき | 努力に努力を重ねる勉強家、ヤマトの国では有名な「八代屋グループ」の経営者。八代屋は世界的に見るとまだ新しい、これから伸びる企業体として評価されている。千菊とはとある賭場で知り合った。その仕草や賭け方からただ者ではないことを見抜き、さつきから声をかけたのがはじまり。少し難解な仕事の話をしても、千菊は知識こそないものの仕組みの大枠は理解して、その地頭の良さを見せつけた。さつきは千菊の地頭の良さに、羨ましさと憧れの気持ちを抱いている。 |
 ティン子 | 奇跡的にティンカー・ベルと顔がそっくりな妖精。「○○かも!」が口癖。ティンカー・ベルと間違われ、大変な日々を過ごしていたところで人間さん一行と出会った。あまりにもティンカー・ベルに似ているため、今後整形でもしようかと考えている。また、ティンカー・ベルが空飛ぶ輝く粉を出現させる一方で、ティン子はかっさかさの白っぽい粉を吹いているとか。吹いた白い粉は別に怪しいモノではなく、食器を洗う際に使うとお皿がピカピカになるだけ代物。なんだかティン子から吹き出た粉だと聞くとアレだが、年末の大掃除などでは重宝される。 |
 リューシャ | オトギノクニでも知る人ぞ知る天才軍師。聡明でさまざまな作戦を立てることができる彼女は、創造期に様々な場面でその手腕を遺憾なく発揮してきた。現在はのんびりと釣りを楽しむ生活を送っている。現場からは遠ざかったようにも見えるが、よりいっそう鮮やかに相手の裏をかき、先手必勝で敵も味方も自分の思うように動かせるようになっている。外食よりも自炊派。得意料理は牛肉とニラの炒め物。 |
 妲己 | 自由奔放な性格の、地元では有名な美人ギャル。男を誘惑する手段を数多く持っており、その技術は折り紙付き。狙った男は絶対に逃さない百発百中のハンター。男受けが悪いからという理由で、バッグやスホマを派手にしたり、ネイルをすることもやめた。しかし、趣味のキーホルダー集めだけはどうにもやめられずにいる。最近は人間さん一筋になったようだが、地元の男たちからはまだまだひっきりなしに連絡が来ている。人間さんにバレると印象悪いかも……と考え、連絡が来ていることなど、他の男の話題は出さないようにしている。 |
 マレーン | かつて、薄暗い塔から光を求めたプリンセス。誰にでも優しく接し、人の好意を断れない性格。バシリスとはお似合いのカップルとして国民にも評価されているのだが、実際のところマレーンいわく恋人未満親友以上とのこと。しかし、端から見ると明らかに友情を逸脱した関係で、周囲はいろいろな意味でドキドキしている。マレーンはスコップ片手に庭仕事をするのが趣味。花の苗を植えや水やりはもちろんのこと、害虫駆除も上手にできる。先日、高木の剪定も自分でやろうとしたが、さすがに家臣に止められた。 |
 ヘロナ | 神の教えを伝える為に各地を回っている修道士。コツコツと継続することがとても得意。また、なんにでもベストを尽く一生懸命で真面目な性格。プースとは創造期に勝負を挑まれ勝利して以来、ずっと様々な勝負をしている間柄。元から力も強くしっかり者であるため、現在に至るまで連勝し続けている。しかし、勝ったことを鼻にかけることも、得意になることもなく、次の勝負に向けてまたコツコツと準備をしている。いつかヘロナが負けてしまう日は来るのだろうか。 |
 ジョカ | 創造期のとても古い時代からオトギノクニを見守ってきた女神。プライドが高くわがままな面もあるが、その美貌と実力で多くの配下がジョカのことを愛している。しかし、今までジョカ自身は心から誰かを好きになったことがなく、燃えるような本気の恋愛はしてこなかった。しかし人間さんと出会ったその瞬間の今まで感じたことのない胸のときめきで、運命の出会いだと確信する。素直に好きだと言葉にすることは苦手で、こっそりと好きな人のため人努力をする方が性に合っている。最近はエステだけでなくマッサージ師を雇ったり、美容グッズを追加で購入し、自分磨きによりいっそう励んでいる。 |
 レーヌ | 美術品が大好きな王妃。創造期は娘のマレーンを塔に閉じ込めてしまい、そのことをひどく後悔している。彼女が美術品を求めるのはそういったものを眺め、娘にひどい行いをした過去から目を背けたいがため。本当はマレーンにもっともっと愛を伝えたり、贖罪をしたいと考えてはいるのだが、素直に謝罪したり愛情表現をすることが苦手な性格。いっそのことマレーンにとことん嫌われ、恨まれる対象でいるべきなのではと何度も考えた。しかし、包み込むような慈悲の心を持つ娘は、今日もレーヌに笑顔で話しかけるのだった。 |
 ウェンディ・L | |
 珠絵 | 九つの尻尾を持つイタズラ好きの狐。妖狐としてかなり強い妖力を持っているのだが、珠絵はそもそも自分の妖力に興味がない。みんなが困っている時に助ける際に使えればいい、程度に思っているようだ。その代わりにイタズラをするのは大好きで、しばしば村の人や仲間にイタズラをしかけている。ただし、ひょんは怒るとすっごく怖いので、ひょんだけには極力しないようにしている。実はイタズラは珠絵が心を許した人にしかしておらず、愛情の裏返しでもある。 |
 クマーラ | 山奥に住む、カラス天狗。周囲の村の好き勝手する妖怪達に、なんとか規律を教えようと奔走する日々を送っている。そんなクマーラは村に住む妖怪の中でも、仲間の烏天狗の中でもトップクラスの妖力を持っている。真面目な性格で表情が乏しく、子供や初対面の人に怖がられてしまうこともしばしばあるが、心優しい性格。山奥にある「烏天狗の湯」という宿泊施設付き温泉を管理していて、何かお祝い事があると、珠絵たち仲間とこの湯処の宴会場でパーティーを開いているようだ。 |
 ヴェガ | オトギノクニのとある山奥に居る羽衣職人。ヴェガが作る羽衣は繊細で美しく、地元では「天の羽衣」と呼ばれ高級品として扱われている。もしヴェガが本気を出して毎日しっかりと羽衣を制作し続ければ大金持ちも夢ではないのだが、日銭を稼ぎぐうたらできれば満足らしく、なかなかやる気を出そうとしない。酷い日は朝起きてごはんを食べ、また夕方まで寝て起きてごはんを食べた後にまた夜寝るという、ほとんど動かない省エネ生活。最近は少し町に降りることも増えてきたようだが、慢性的な運動不足のせいで街に降りた次の日は必ず筋肉痛になっているのが悩み。 |
 シェイファー | 川のほとりで一応、ガチョウの世話をして暮らす。創造期には妹のグースと共に慎ましく農業をしていたのだが、ある日冥界へつながる川へ偶然足を運び、死神メッソーレムに出会って人生が一変。金持ちの生活を送れるようになった。裕福な生活を堪能するのもつかの間、シェイファーはお金では心が埋まらない、お金で買えない運命の相手が欲しいと思うようになる。そんな思いを募らせている最中、人間さんに一目ぼれした。 |
 メッソーレム | 冥界へ続くアケローン川の橋渡し人、メッソーレム。その権限はかなり大きいのだが、人間界で言う中二病患者のため、かえって威厳はあまり感じられない。あまり世界観が整っていない中二病で、ときどき設定が右往左往してしまうことも。本来は仕事にとても真面目に取り組む素直な少女。彼女の中二病は川岸で独りぼっちで仕事をしているなか、遊びにも行けない寂しさを紛らわすために始まった。妄想や想像の世界で彼女はとても自由でかっこよく、孤独を強さに変えて生きている。 |
 プース | 創造期にヘロナに負けて以来、何度も何度も勝負を挑んでは負け、挑んでは負けてを繰り返している。ヘロナに勝ちたい一心で、試合前には過度な追い込みをするようになった。試合前のプースはまるで別人のような気迫に支配されている。しかし、それ以外は至って普通の元気な女の子であり、自分でニンジンを育てたり、友だちと遊びに行ったりとアクティブに日常を楽しんでいる。 |
 アリス水着ver. | ワンダーランドの勇者、アリスが水着で登場。夏真っ盛りの白い砂浜に現れた彼女は、その美しい金髪と純白の水着で会場を湧かせた。海より団子なのか、BBQで肉や野菜を串焼きにしたり、釣った魚を塩焼きにしたり、焼きとうもろこし、ソーセージ焼きまで多種多様な美味しい物を堪能した夏となった。パーカーは日焼け対策の為に着てきたが、暑くてすぐに前をあけてしまった。そのため、ワンダーランドにもどったら背中は真っ白だけど前は妙に焼けているというちょっと恥ずかしい状態になってしまった。 |
 ライメント夫人水着ver. | 美を追求するライメント夫人の素晴らしき水着姿。夫人はそれなりに年を重ねているのだが、その肌艶やハリに衰えが全く見えない。セクシーかつ大胆な水着も堂々と着こなしている。通りすがりのカップルの彼氏はもちろん、彼女のほうでさえも、その美しさに振り向いてしまうほど。今回、いろいろあって小さな化粧品メーカーを立ち上げた。美容液、パウダー、クリームのセットは大好評で第一弾は即完売してしまった。ちなみにそれぞれの化粧品には娘の名前を使っている。男に触れられることも美容の一環なのだが、それと同じぐらい愛する娘たちとの触れ合いも若さを保つ秘訣のようだ。 |
 シュカ | 誇り高きオルディン連合オルプロト騎士団の団長。騎士として誇りを持って戦ってきたのだが、人間さん一行に敗れ、騎士団は崩壊した。自分にも他人にもとても厳しく、騎士団時代には敵味方を問わず怖れられてきたが、部下のことは何より大事に思っている。部下との距離を縮めた方がいいのかも?と気づいてはいるが、実践には至っていない。部下にとても慕われているレーゼの姿に、参考にしてみようかと行動をチェックしている。 |
 カンパネルラ | ジョバンニの親友。裕福な家庭に生まれ、母であるブルカニロ博士にも愛され穏やかに育った。学校でも優等生で面倒見も良く人気がある。創造期にジョバンニをいじめていたザネリが川で溺れていた祭には、身を挺して救出した正義感と優しさを持ち合わせている。ジョバンニととても仲が良く、ジョバンニとであればきっとずっと一緒に幸せを見つけられると感じている。好物は人間界で言う琥珀糖。銀河鉄道の駅のホームでは「流星の欠片」という名前で販売されている。 |
 トゥルティエール | 出会うと幸福になれる伝説の存在として、各地の人々から探し求められている。今でも多くのトレジャーハンターが彼女を捕まえようとしているが、トゥルティエールには瞬間移動能力があるため、なかなか見つからない。また「幸福を与える」という触れ込みで有名なトゥルティエールだが、本人自身も自分が他人に与える「幸福」の定義を理解しておらず、「自分自身が幸せであること」を大事にしている。一方、あまり裕福でははないため生活費に困ると各地で細々と日銭を稼ぐ日々を過ごしている。飲食店で働くが、オーダーをとるのは鳥頭で忘れっぽいため苦手。しかし、彼女がいるだけでお店が柔らかい雰囲気に包まれ、お客さんも「まぁ、可愛いし新人さんだしいいか」という気持ちになるようで、今まで怒られたことは数えるほどしかない。 |
 ジョバンニ | カンパネルラの親友。やや真っすぐすぎるが、素直で心優しい一面も持つ。創造期から貧しい家庭に生まれ苦労をしてきた。しかし、シンデレラの援助もあり、現在は日々を豊かに楽しく生活できている。自分をいじめてきたザネリとは今でも犬猿の仲だが、創造期に比べると少しだけ和解したようだ。カンパネルラが甘党なのに対し、ジョバンニはけっこうな辛党。ストレスがたまるとめちゃくちゃに辛い物を食べてしまうようだ。 |
 チルチル | 創造期に妹のミチルと共に幸せになると噂の青い鳥を探していた。妹のミチルの超不幸体質に、チルチルは物心ついた時からずっと心を砕いていた。一度は「幸せ」とは何かを理解し、青い鳥探しを中断するのだが、妹の不幸体質が少しでも良くなるならと青い鳥探しの旅を再開する。地元の街では明るく誰もが頼りにする優等生として人気があり、文武両道を地で行く。旅をすると決まった時は仲のいい友達が必死に泣いて引き留めようとしたが、妹への強い思いに触れて、笑顔で送り出してくれたという友情エピソードがある。 |
 ナイトメア水着ver. | ライメント夫人の水着コンテストに出場したかったのだが、出遅れてしまった。クラースに認めさせるために、最近は何か賞が取れそうなイベントには片っ端から参加している。ヴェルメリオに連れられて食べに行った「ハバネロライス」の口から火を噴くような辛さには、丸1日苦しめられた。またそれが結局クラースにバレてしまい、いつものようにさんざん馬鹿にされたとか。次は「着物美人大会」なら賞が取れるかも、と参加しようか迷っている。 |
 ピュルテ | オトギノクニを代表して人間界に紛れ込み、救世主となりうるエルマイトの持ち主を探していた花の妖精。効率よく探すためにと「平手花純」という偽名を使って人間界の大学生になりすまし、ひどいときは週に4回も合コンしていた。合コンの他にも人間界を幅広く把握するため、SNSも駆使して人脈を拡張して活動した。その一方、オトギノクニでは実は人脈は広くないが、リルとは親友と呼べる関係を築いている。責任感が強く、根が真面目なため自分で背負い込みすぎてしまう傾向がある。 |
 リル | テルツォ公国に属する騎士。小国ではあるが正規の騎士なので、国境付近などでチェックされにくいなどの影響力は持っている。本人曰くオトギノクニきっての策士。完全に人間さんたちの味方をするわけではなく、故郷は何故か得るマイトに乏しく、その資源確保が最大の目的。とは言え、親友ピュルテの危機は見逃せず、また情に厚い部分もありピンチには手を貸してくれることもしばしば。自分がディマイト拡散に利用された屈辱は未だに忘れておらず、黒幕にはひと太刀浴びせなければ気がすまないと思っている。 |
 エミリー | 世界各地を巡っては好きな絵を描いて旅するという自由な生活を送っているという旅人。風景画が多く、少し淡い色使いが特徴。身分や種族に関わらず友好的に接するので、世界各地に友人が多い。また見た目は清純派で色恋にも無縁そうに見えるのだが恋多きタイプで、金髪イケメン騎士が最大の弱点。夜な夜な町に繰り出しては、ロマンスを繰り返している。 |
 クレア | 途中からエミリーとともに旅をして、護衛役も兼ねていた。ある時点よりも前の記憶を失っており、自分の出自についても把握していない。あまり感情を表に出さずに淡々としてはいるが、実は感受性が強く様々なことを吸収している。本来、あまり善悪の概念もなかったのだが、エミリーと共に旅するうちに少しずつ身につけた。護衛ではあるが、社会的な保護者はエミリーという状態のため、彼女への依存はやや強く最も心を開いている。 |
 ジョルジア | 秘密結社『黒い兄弟』のリーダー。表向きは煙突の掃除屋だが、依頼があれば殺しをする復讐組織でもある。組織の成り立ち……それは創造期、親に売られ、チカトリーチェに人身売買オークションへ出品された過去へと遡る。その時の悲しみや絶望の中で秘密結社『黒い兄弟』は結成された。同じような境遇の者で結成された『黒い兄弟』の絆はとても固い。そんな復讐に囚われているジョルジアだが、頭は非常に回る利発的なタイプで、情に厚く、交わした約束は必ず守る。また、復讐をするのであれば復讐をされるのも致し方ないと思って生きている。いつか彼女の目から復讐の火が消える日は来るのだろうか……。 |
 チカトリーチェ | YES美少女YESタッチ!と遠慮なく美少女と触れ合う主義。美少女を攫っては人身売買にかけている。興奮すると顔に傷が浮かび上がることがある。か幼い美少女、特に無垢で気弱な子や胸元があまりせいちしていない美少女が好きで、その中でも特にフレーダは大のお気に入り。美少女たちの怖がる姿や涙を流す姿に、抗いがたい興奮を覚えるタイプ。実は過去に倒錯してしまうような辛い出来事が、チカトリーチェの人格形成に影響したとも言われるが定かではなく、むしろ純粋に趣味・フェチの一環だろうと言われている。 |
 ミチル | 創造期から姉と共に幸せの青い鳥を探していた少女。究極の不幸体質で、限定品の列に並べば目のまで商品が売り切れ、気に入ったアクセサリーは必ず壊れてしまう。決して彼女が何かしているわけではないのだが、ただただ運が悪く、悲しい出来事が起きてしまう。そんな彼女は実は料理が上手で、釣った魚を捌けるほどの腕前。特に魚の細かい骨を取り除くのがうまく、丁寧にした下処理された魚料理は絶品。いつか小さなお店が開ければいいな、と夢見ている。 |
 うりこ | 創造期に瓜から生まれたおっとりした少女。歌を歌いながら反物を織ることが得意で、できあがった反物は高価な値段がついて取引される。しかし、うりこ自身は、自分の作った反物がよその街に出したら高価なものになることを知らない。そのため、外で怪我をしている動物に作った反物をかけてあげ、そのままあげてしまうことも。長所でもあり短所でもあるゆっくり丁寧な性格のため、お客さんが来てくれた時にお茶を用意しても熱々で出てくることはない。 |
 ダルタニアン | オトギノクニの無邪気で仲間思いな騎士。意外にもカリスマ性があり、町の人々にも騎士団仲間にもとても慕われている。特に村のおじいちゃんおばあちゃんに大人気で、町を歩いているだけで声をかけられ、「ダルタニャンいいところにいた!ほら、うちで取れた野菜持っていきなさい!あと夜ご飯のおかずもわけてあげるから!」とあちこちから大量にお土産を持たされる。好き嫌いの無いダルタニャンは喜んでそれを受け取るのだった。 |
 アラミス | 恋に恋する恋愛体質の騎士。男女問わず、奇跡だとか運命だとかの言葉に弱く、そういったキーワードを散りばめて口説かれると、ほぼほぼノックアウト。相手にメロメロになってしまう。貴族の社交場である仮面舞踏会やワイナリーの交流会など、イベント・パーティーに頻繁に顔を出すが、果たして運命の人は現れるのか…。 |
 ロブドッティル | 創造期に様々な地を旅したが、その後も刺激の少ない普通の日常を嫌い旅を続けている。ロブドッティルが旅をする際に持っている大きなカバンには、旅を手助けするたくさんの道具が入っている。地図やコンパス、簡単なキャンプ道具はもちろん、缶切りやサバイバルナイフなどの便利用品以外にも、日記帳や暇つぶし用のパズルまで…実に多種多様なものが収納されている。一人旅が得意なリルから言わせると「半分以上不必要なものばかりだが」とのこと。それでもロブドッティルはこのカバンにこれくらいの準備をしないと納得して旅をできないようだ。 |
 ヴァルジャン | 市民にとても慕われている市長。毎日のように自ら街を見回っては困り事や悩みを聞いている。そんな市民たちの多様な不満の声や、町が賑わうためのアイデアを吸い上げ、市民の生活をよりよくするために尽力している。実は囚人時代の反動でちょっと贅沢な美味しいものが大好き。町の美味しいものはほとんどすべて網羅しており、新しい店には必ず足を運ぶ。住民の間では密かに「市長がよく通っている店は美味しい」という噂が広がっているため、市長が来た店は非常に繁盛する。 |
 ファンティーヌ | 子離れできないお母さん。可憐な容姿で、誰からも子を持つ母には見られない。手先がとても器用なため、コゼット人形を作り、いつも肌身離さず連れ回している。手作り雑貨のお店をシンデレラ達の手伝いで開業したが、結局コゼット人形しか作らないので売り物にならず閉店。今はちょっとずつ旅の途中で作ったアクセサリーなどを露店で売っている。ファンティーヌ本人もアクセサリー作りなどは好きなようで、新作を作成しては小銭を稼いでいる。アクセサリーを梱包する袋にコゼットのイラストをあしらったものをつかっており、夜中になるとその顔がちょっとだけ動くとの噂。 |
 ラクーン | ちょっぴりいたずら好きなおてんば少女。やや落ち着きがない性格だが、明るく手先がとっても器用。早寝早起きがモットーで、昼間はめいいっぱい遊ぶ。人間さんたちと出会う前は、住んでいる小さな村のおじいちゃんやおばあちゃんに孫のように可愛がられていた。今着ている服も仲が良かったおばあちゃんに作ってもらったもの。ラクーンはその洋服を大切にしており、ほころんだりするたびに自分で手縫いで修繕している。 |
 ジュディ | 孤児院出身の筆まめな少女。明るく元気で、本を読んだり手紙を書くのが大好き。旅を始めた後も友だちのジャービス宛に、嬉しいことや悲しいことがあったら、何通も手紙を出して報告している。想像力が豊かで手紙には「仮に体育館のプールにレモン・ゼリーが一杯になっていたら、その中で泳ぐ人は表面に浮いているでしょうか、それとも沈んでしまうのでしょうか?」などのユーモアにあふれた内容を書き記し、読む相手を楽しませている。 |
 クラース魔女ver. | イシャナに誘われ、バイレ・アス・ハロウィンから死者の国に行くことになったクラース。別にハロウィンそのものに何か強い興味があったわけではないのだが、もしかしたらハロウィンの本場にはいい感じにナイトメアを驚かせられるアイテムがあるかも…と思い散歩がてら参加した。ノリで来たわりにはちゃっかりイベントを満喫。魔女の衣装は家にあったものを適当に持ってきたものだ。余談ではあるが、ナイトメア用に持ち帰った激辛のスパイスは、見事ナイトメアに食べさせることに成功している。 |
 ラプンツェル包帯ver. | イシャナに誘われ、バイレ・アス・ハロウィンから死者の国に行くことになったラプンツェル。ハロウィンのイベントをあまり理解しておらず、今回が初めての参加。そのため、死者の国ではトリックオアトリートのルールを無視した行動をしてしまい、死者たちに追いかけ回される羽目に…。その後人間さんにより助けられたことによって、さらに人間さんへの愛が深まった。また、バイレ・アス・ハロウィンではハロウィン期間限定のパンプキンヘアオイルが販売されており、使い心地を気に入ったラプンツェルは、また来年も来てこのヘアオイルを買おう!と心に決めている。 |
 クー・フーリン | 創造期に大英雄とたたえられた戦士。かなりの戦闘技術をもっているが、戦闘以外の時間はのほほんとした物腰で喋るため強そうには見えないが実力は相当。しかし、大きな力と引き換えにクー・フーリンはゲッシュ、という誓い(クー・フーリンの場合目下の者からの食事の誘いを断らないなど)をいくつか立てており、破ると呪いを受けてしまう。ゲッシュはほかにも犬の肉を食べない、詩人の言葉には逆らわないなどがある。 |
 メドゥーサ | セリーポス島で、ペルセウスと共に戦っているゴルゴン姉妹の末の妹。本当の意味での邪気眼の使い手。姉妹のことはもちろん、かつて戦った親友のペルセウスのことも大事に思っている心優しい少女。メドゥーサの家には、あらゆる魔道具をコレクションしている部屋があり、ドクロマークの入ったスリットの深いドレス、蜘蛛や蛇のモチーフアクセサリーなど、好み全開のアイテムが所狭しと並んでいる。 |
 ペルセウス | セリーポス島の最強少女。強すぎるあまり周りに怖がられてしまい、理不尽な孤独に苛まれていた。誰かを助けたいという気持ちを利用されていることに気づきつつも、それも自分の使命だと信じ戦ってきた。現在ではゴルゴン3姉妹と仲良く島を守っている。一緒に食事を取ったり遊んだり、1週間のうち5日ほどは姉妹の家に泊まっている。メドゥーサが毎日のように「まだ帰らないで一緒にあたしと居ればいいじゃない」と引き留めていることが理由。 |
 麒麟 | オトギノクニでも大きなパワーを持つ四瑞のひとり。かなりマイペースなので、あまりその力の強さを感じさせない。四瑞のみんなが世界を救う旅をしていることにかなり遅れて気づいたというほど、のんびりしており、みんなとの待ち合わせにもよく遅れてくる。四瑞の仲間も慣れっこなので、四瑞での待ち合わせはいつも誰かが麒麟を迎えに行くことになっている。侍従も最初こそ振り回されて頭を抱えていたが、今では慣れたもの。旅に送り出して以降、寂しくはあるものの彼女のことを常に応援している。 |
 メリー | 創造期に荒れ果てた庭を復活させた。とても器用で、植物に対する造詣の深さもさることながら、庭に設置する水道設備の設置もできるなど、そのスキルの幅は広い。近隣の町だけでなく、遠方からもメリーの評判を聞きつけ、庭師として依頼が来るほど。髪飾りの花は、自分の家の庭に咲いた花に特殊な加工を施し髪飾りにしたもの。お客さんに売ってほしいと言われるが、商品ではないからと断っている。 |
 怪人二十面相 | 誇り高き偉大なるイリュージョニスト。本名が「遠藤」であることは公然の秘密となっている。遠藤という名字があまりにもイリュージョニストとしてのイメージとかけ離れているため、本名で呼ばれることを酷く嫌っているのだが、「怪人二十面相」と呼ぶより「遠藤」と呼ぶ方が短くて便利なので、結局のところ遠藤呼びが定着してしまっている。中には怪人二十面相が嫌がるのを面白がって本名で呼ぶ者も。最近では本人も訂正もせず、遠藤と呼ばれて返事をしてしまっている始末。また「二十面相」と呼ばれているが、実際はもっと多くの変装ができる。 |
 明智小五美 | オトギノクニ屈指の名探偵。彼女にかかれば様々な奇々怪々な事件もあっという間に解決してしまう。旧知の仲である中村警部にも信頼されており、事件解決のために現場や警察署に呼び出されることも多い。最近は警察の事件だけではなく、民間からの依頼も舞い込むようになった。ただし、彼女が「面白い」と思うかどうかで引き受けるかを決めているため、明智の事務所はつねに火の車。助手の小林を悩ませている。 |
 メグ | カジノの街に生きる博打人。本名はマーガレットだが、皆にメグと呼ばれている。創造期は貧しく真面目に働く少女だったのだが、その時の反動でカジノにハマるようになってしまった。何度もカジノをやめようと試みたのだが、その度に挫折。今では「あたしは賭け事やめるのは無理だ」と割り切っている。また、貧しかった頃の経験で、少ない食材でお腹いっぱいになるレシピをたくさんストックしており、カジノでスってしまった後はあらゆるバリエーションのもやし炒めで食欲を満たしている。 |
 ジャックオランタンXmas ver. | ブティーユにバイレ・アス・ハロウィンの警備を任せ、クリスマスを楽しみに来たジャックオランタン。これまでハロウィン以外のお祭りや文化に触れる機会が少なかったので、貴重な機会だと女子会(クリスマスコスプレ会)に参加した。クリスマスのコスプレなんて見当もつかないと、バイレ・アス・ハロウィンの服飾店に相談。日頃の恩返しも兼ねてと、店員さん達が総動員で衣装を準備してくれ、周りにいたカボチャにも、クリスマスの衣装を着せてくれた。 |
 ジュリエットXmas ver. | クリスマスの夜に自分をサンタクロースだと信じこみ、世界中が自分の偽物であふれかえりますように!と願うジュリエット。行き先を告げず、意味不明な書き置きだけを残して出てきてしまったため、クリスマスの最中ロミオは懸命にジュリエットを探す羽目に。ジュリエットが着ているクラースそっくりの衣装は街についてすぐ購入。衣装を身につけたことによって自分はサンタなんだと思い込んでしまった。サンタが終わり、次はトナカイだと言っていたところでロミオに発見され、連れ戻されていったのだった。 |
 アン | 赤毛が印象的な元気な少女。少し気が強いため生意気に見られる面もあるが、感受性豊かでしっかりと自分なりの善悪の基準を持つ、まっすぐな性格。想像力が非常に豊かで、昔からケティというイマジナリーフレンドといつも一緒で心の支えにしている。ケティはアンのイメージする理想のビジュアルで、赤毛ではない。ケティと会話しているところを他人が見ると、ちょっと怖がられてしまうので注意している。 |
 エーデルハイド | 特殊な能力があると、天空神殿より注視されている。創造期の時に山からは決して出ないと誓った上に、山を出ると病気になると信じ込んでいた。傍には限られた人しか認識することのできない「イプちゃん」というヤギのエルトルパが常におり、エーデルハイドを守っている。イプちゃんはエーデルハイドを守る以外にも実はミルクも出すことができ、エーデルハイドを含めアルムの山のに住む面々の健康を支えている。 |
 メアリー・アクア | |
 リーデル・ボルケーノ | |
 パレンディアス・G | |
 エリーネア・ルーチェ | |
 マーヤ・フレイム | |
 セーラ・ルナ | |
 ヴェルメリオ卯ver. | 「干支ライド」に参加し、人間さん直筆「理想のデートメモ」の獲得を目指すことになったヴェルメリオ。勝負に勝ち、無事に人間さんと美術館デートを楽しむことができた。美術館デートでは、何かを褒めたり感覚を伝える語彙力がないことに悩む一幕も。エミリーやシンデレラは「ヴェルはヴェルのままでいい」と、無理に苦手を補わずに長所を伸ばすようにアドバイス。より、料理の腕を上げることを心に誓った。 |
 シンデレラ子ver. | 「干支ライド」に参加し、人間さん直筆「理想のデートメモ」の獲得を目指すことになったシンデレラ。勝負に勝ち、無事にオープンカーでの海沿いドライブデートを楽しむことができた。オープンカーがどういうものか最初はいまいちイメージがつかなかったものの、理解してからはノリノリに。デートを終えた後も、海を見ると人間さんとのデートと、潮風の香るキスの味を思い出してときめいている。 |
 ティンカー・ベル寅ver. | 「干支ライド」に参加し、人間さん直筆「理想のデートメモ」の獲得を目指すことになったティンカー・ベル。勝負に勝ち、無事メモをゲットし温泉お泊りデートを楽しむことができた。レースに出た寅3匹は白虎に預かってもらうことになったのだが、別れの直前で「コロちゃんはティンカが面倒見る!」と号泣する場面も。ティンカの母性を改めてみんなが認識したのだった。 |
 ドロシー亥ver. | 「干支ライド」に参加し、人間さん直筆「理想のデートメモ」の獲得を目指すことになったドロシー。勝負に勝ち、無事メモをゲットして野球観戦デートを楽しむことができた。以来、スポーツ観戦に目覚めて、しばらく様々な競技の観戦をハシゴしていたのだが、観るよりプレイするほうが性に合っていることに気付き、人間さんとはトレーニングデートを重ねているのだとか。 |
 吾輩 | 苦沙弥先生に拾われ、町のなんでも屋の手伝いをするようになった猫耳の少女。過去のことはあまり多く語らず、名前もないと言い切る。一人称が「吾輩」だったため、そのまま吾輩と呼ばれるようになった。やや内気な性格だが、探偵としての腕はピカイチ。鋭い観察眼で証拠を集め、犯人を導き出す。事件解決がスムーズにいくと先生からご褒美として、マグロのお刺身が食べさせてもらえるのを何より楽しみにしている。 |
 ハムレット | エルシノア学園の悲劇研究部、通称ひげ部の部長。日々悲劇を追い求めて研究をしている。日常に起こる些細な出来事にも過剰に反応し、悲劇だ!悲劇だ!と大騒ぎ。学園内ではトラブルメーカーとして有名だが、みんな遠巻きに生温かく見守っており、疎まれているわけではなさそう。面倒な性格だという自覚はあるらしく、日々構ってくれている友人たちにはとても感謝している。 |
 クローディアス | エルシノア学園生徒会の生徒会長。落ち着いた淑女然とした佇まいからは予想できない斧というパワフルな武器を携え、文武両道の手本として学園中から羨望の眼差しをうけている。実は官能小説を書くという趣味を持っているのだが、生徒会長に就任して以来、執筆活動は封印している。紅茶を楽しむという一般的で優雅な趣味を表の顔としているのだが…最近また創作意欲が溢れてきて抑えきれなくなっている。 |
 レーゼ | オルスロー騎士団の団長。一見すると厳しい団長だと誤解されることもあるが、手柄を立てた優秀な部下には必ず団長直々にハグをする、部下と距離の近い騎士団長。ハグをみんなの前でするというオルスロー騎士団の謎の習慣が噂を呼び、オルスロー騎士団に転属を志願するものも少なくない。団員の間ではハグの回数で優劣を競ったり、新入りがいかに短期間で団長から評価されるかなどを賭けたりもしているが、レーゼ本人は把握していない。 |
 エディ・ダンテス | ダンテス・プロレスの人気ナンバーワンレスラー。毎週末の試合チケットは発売と同時に即完売。地元の大人から子供までみんながエディ・ダンテスの活躍を楽しみにしている。レスラー業だけではなく、興行会社の社長も務めており、マッチメイクからステージ演出まで、スタッフと綿密な打ち合わせを重ねて観客の期待に応えている。ひと財産築いたダンテスが住む屋敷は大広間が2つに部屋が10以上。風呂が3つトイレが3つプールが2つサウナが4つ設置されている大豪邸で、地元住民の憧れとなっている。 |
 ダングラール | ダンテス・プロレスの人気悪役レスラー。創造期にエディ・ダンテスとひと悶着あったものの、その後は一応和解している。現在は互いの家を行き来し親睦を深め、プライベートでは大親友、試合ではライバル同士といった良い関係を築けている。オフにはふたりで特大ジャンボパフェ(5キロ)を食べる姿が目撃されている。ダングラールはそのことについて、強い敵を見たら挑戦するのがレスラーだと豪語したらしい。あくまでもパフェの話である。 |
 鳳凰 | 四瑞のひとり。その力を借りたいと無作法に尋ねてくるものも多く、やや人間不信。そんな彼女の生きがいは「美食」。美味しいものを食することを楽しみとして日々を生きている。ただし、大の甘党でしょっぱいもの、辛いものがあまり得意ではないので、グルメと言いつつだいぶ偏りがち。甘味であればなんでも好きで、団子やお饅頭などは勿論、洋菓子もカバーしている。ヴェルメリオのアップルパイを食べた時はあまりの美味しさに失神しかけたのだとか。 |
 妲己バレンタインver. | ペリーヌ製菓専門学校で、バレンタインチョコの作り方を学んだ妲己。今まで学校で授業を受けることに積極的ではなかったが、人間さんのために最高に「映える」チョコレートを作る目標をかかげ、真面目に授業に参加するようになった。バレンタイン後も映えを目指して、専門学校で知り合った友だちと映え撮影大会を開催している。 |
 ジェーン・シルバー | 飛空艇ヒスパニオラ号の自称料理番。空賊としての経験は豊富だが料理番としての料理の腕はイマイチ。シルバーに調理をさせる時は肉を焼くだけにさせとけ、という意味からバーベキューの異名を持つ。シルバーにせめて普通の料理人になってほしいヒスパニオラ号の面々は、何度もアドバイスをしているのだがシルバーには届かず、最後の最後で謎スパイスで台無しにしてしまう。チャレンジ精神旺盛で毎回のように独特な創作料理を意欲的に作り出している。 |
 ジェミ・ホーキンズ | 飛空艇ヒスパニオラ号の船長。何でもできる器用さを持ち、船内の何でも屋のような存在。料理もシルバーより圧倒的にうまく作ることができる。実家が宿屋だったので、いろんな料理を作れることが彼女の自慢でもある。シルバーに何度も料理のやり方を教えているのだが、結局あの謎スパイスでめちゃくちゃにされてしまう。個性豊かな船員が多いため、今日もプレッシャーで若干胃が痛い。頑張れ船長! |
 キューキ | 変態皇帝こと変帝の配下、四凶のひとり。素直なのだが、おっとりとしていてうっかりミスが多く、よく変帝にお仕置きをされている。また、他の四凶メンバーから馬鹿力と呼ばれるほどの力自慢。創造期にひとりぼっちだったため、変帝に奉仕している瞬間こそ自分の存在意義を感じられていた。しかし人間さんと出会い、変帝よりも深く自分に愛情を注いでくれるとわかると、変帝と直接戦わないことを約束してもらい人間さんの仲間になった。うっかりしているところは相変わらずで、お弁当のおかずを落としてしまったり、自分のミスにしょぼくれていることが多々ある。 |
 セプテム | 「Ho-on!プロジェクト」に関わる7体のアンドロイドの7番目。元々は恩返しが彼女のすべてだったが、人間さんと出会い自分の意思を尊重することを学び、共に旅をするという選択をした。Ho-on!プロジェクトの中では1番最後に生まれた子。みんなより後輩にあたるが、その分オトギノクニの世界を学ぼうという気持ちは誰よりも強い。本名はかさこ。 |
 ドロシー・ロー | ドロシーとどことなく雰囲気が似ている魔法使い。敵に囲まれてしまいピンチに陥ったドロシーの前に突然現れたドロシー・ロー。出会ったふたりは、惹かれ合う運命のままに戦うことになった。ドロシーが女子力が上がるように毎日トレーニングしている一方で、ドロシー・ローは己の肉体を日々磨き上げており、オトギノクニで最も強い魔法少女を自称する。どんなに激しい戦闘をしても燃えないリボンと、華奢な乙女の肩を守ってくれる肩パッドがトレードマーク。最近のトレーニングで最も重点的に鍛えているのは上腕二頭筋。 |
 シンデレラ・アビス | 愛する人から託された国を守ろうと、試行錯誤を繰り返しながらもプリンセスとして邁進してきたシンデレラ。いまやオトギノクニでも有数の大国として君臨している。そんな彼女の心の拠り所である、亡き王子との思い出を踏みにじり尊厳を傷つけたとき、高まるディマイトが彼女をアビスへと変えた。サディスティックな言動が目立つが、これは普段は隠していた彼女の一面であり、決して別人格ではない。 |
 ノンデレラ | なんだかシンデレラに似ているような気がする謎の女性。シンデレラに負けず劣らず飲兵衛で、男を魅了する「ベルサイユの眼」という魔法が使える。どんな酒でも好きらしいが、特に蒸留酒の類が好き。おつまみはさきイカがマスト。シンデレラが家事が得意な一方で、ノンデレラはベルサイユの眼で男に貢がせて生きてきたので自力での生活力が皆無。上手にできるのはいい濃さの水割りを作ることぐらい。 |
 ヴラド卿ひな祭りver. | ドールズ・フェスティバルに参加しに来たヴラド。珍しい衣装が着られると聞いてワクワクしていた。ひなあられやちらし寿司などひととおり試してみたが、一番気に入ったのは甘酒。菱餅は、喉に詰まらせて大変な目にあったらしく、少しの間落込んでいたヴラド。追い打ちをかけるように青龍に「おばあちゃんみたいだね!」と言われさらに傷つき、餅を嫌いになったらしい。もちろん、青龍に悪気はない。 |
 青龍ひな祭りver. | ドールズ・フェスティバルに参加しに来た青龍。道中も飲み物をこぼしたりおにぎりを落としたりと大騒ぎしながら四神のみんなと一緒にやって来た。ひな祭りの料理を色々食べてみたところ、ちらし寿司が気に入ったらしい。なんとか帰った後も食べられるように再現したいと、ヴェルメリオにレシピを書いてもらって家に持ち帰ることにした。その後、そのレシピを再現しようと試みたが、やっぱりお祭り当日に食べたあの味には及ばないという。 |
 ヴェリメルオ | ヴェルメリオに名前も姿も似ている謎の女性。通称ヴェリ。「美はわたし、わたしこそ美」が口癖で、「ビューティフルの化身」と自ら名乗っており、その言葉通りセクシーな脇、大きなバスト、すらっと伸びた足が印象的。ノンデレラのように特殊な魔法が使えるわけではないが、その美貌で男たちを骨抜きにしている。一方で、ヴェルメリオは誰もが認めるほどに料理がうまいのだが、ヴェリメルオはかなりの味音痴で、塩を入れすぎたら砂糖を足して緩和すればいいと考えている力業タイプ。その為、日々の料理は取り巻きの男性たちが作ってくれている。 |
 ピュルぴゅる | イカサマ博打を仕掛けてくる、ピュルテにどことなく似ている女性。ドロシーが見つけた賭場でビールやさきイカを売ったり、たまたま遊びに来た人から金をむしり取るなど狡猾なことをしている。一方で、ピュルテが時間をかけた上、レシピを見ながらでないと料理が作れないのに対し、ピュルぴゅるはかなりの料理上手。人は見かけによらない。 |
 ペリーヌ | |
 ティーチ | |
 モーガン | |
 ロロノア | |
 ホームズ | |
 モリアーティ | ベイカー街の美人大学教授。表向きはみんなが憧れる大学教授だが、実はプライドが高く「世の中には2種類の人間しか存在しないの、私か、私以外」と言い切るほどに冷淡な面を持つ。対人関係でも相手に利用価値があるかどうかを基準に人とのコミュニケーションをはかる。また、非常に優秀かつ研究熱心であり、頭を使ってパズルや数式を解き明かすのが大得意。研究の休憩に大学の過去問や難読書を読み漁ってる。 |
 レビィ | |
 よひら | |
 マハー | |
 イロハ | |
 ケーシ | |
 珠絵 テイマーver. | |
 マル&ジーア | |
 リリア ドルオタver. | |
 ターザン | |
 エヴィ | |
 アダミナ | |
 ブレア | |
 渋柿ましら | |
 服部あおい | |
 クレオパトラ | |
 小野小町 | |
 トリル 花嫁ver. | |
 ギルガメッシュ | |
 イシュタル | |
 しとね | |
 リリス | |
 ヨハンナ 水着ver. | |
 ピエドゥラ いつもの衣装ver. | |
 アリス・ミルズ | |
 怪人二十面相 夏祭ver. | |
 シャルル 夏祭ver. | |
 応龍 | |
 リリア・エンジェル | |
 ラウラ | |
 エーゼルディ | |
 ヘンネゼン | |
 霊亀 | |
 シュカ バニーver. | |
 シンデレラ(第2部) | |
 ヴェルメリオ(第2部) | |
 ティンカー・ベル(第2部) | |
 ドロシー(第2部) | |
 リル(第2部) | |
 エリック | |
 クリスティーヌ | |
 コゼット | |
 ヴィーナス | |
 レッタ | |
 ジキル | |
 ハイド | |
 セクス | |
 ジュディ 学園ver. | |
 メッソーレム 闇纏し死神ver. | |
 クーフーリン 狼女ver. | |
 紫式部 | |
 いなほ | |
 ジル・ド・レイ | |
 フェルディナ | |
 シャルロッテ | |
 ウーヌム | |
 シュエ | |
 オガちゃん | |
 クルプン | |
 メドゥーサXmas ver | |
 ピュルテ 舞姫ver | |
 リル 侍ver | |
 エミリー 書家ver. | |
 クレア 烏天狗ver. | 素敵な和装に身を包み、オトギ大社へ初詣に向かうことになったクレア。着物を着るのも、初詣に参加するのもおみくじも初めての体験で、何もかもが新鮮だった。おみくじは持って帰ってもいいとのことだったので、自分自身を振り返るために大事に持って帰ったのだが、財布の中でくしゃくしゃになっている。お正月を過ごした後は旅の途中で赤い魔物を見る度に、「あれは獅子舞じゃないよね?」とドロシーに確認していた。 |
 ギフト | |
 ベートーヴェン | モーツァルトにあこがれて音楽学院に入学した新一年生。根性があり努力家だが、身勝手な義父の影響で苦労を強いられてきた。学費が高いこの学院へは、奨学生枠を勝ち取って入学。あこがれていたモーツァルトがバンドをやめていた上に変態だったので少し落胆するが、軽音部の活動を再スタートした後は仲良くなる。幼い弟たちを抱えており、体は小さいが姉御肌。今日も元気な「ダダダダーン」が学院に響き渡る。 |
 モーツァルト | |
 みとせ | |
 シェイファーバレンタインver. | |
 メロス | |
 セリヌンティウス | |
 アウラ | ゼノエガータ帝国のラディカルテクニク師団を率いる師団長。髪の毛を操り、双剣で戦う。他の兵団と一線を画した特別感を演出しようと、テクニックを駆使して反重力発生装置を乗りこなし縦横無尽に動き回る。部下たちの基礎スペックは高いが、頭脳戦にはあまり強くないので、アウラ自身がほぼ頭脳部分を担ってる。頭の回転が早い分、やや気難しい性格をしている。 |
 ハムレット ひな祭りver. | |
 スィルダー オタクMAXver. | |
 クレーナ | |
 ターラー | |
 諸葛亮 | |
 呂布 | |
 劉備 | |
 キューン・ストリッヒ | |
 ベク・ヴェーム | とある王国の王女3姉妹の末っ子。ちょっと欲張りな姉とは違い、とても素直で心根の優しい子。だが、あまり賢くはない。簡単に騙されてしまい、ひどい目にあったことも。また、「してはいけない」と言い含めておいても、「するべきだ」と思ったらもう自分でも止められない。強情というのではなく、反射的に「するべきだ」と実行してしまう。言いつけもその瞬間、忘れている。押してはいけないと書かれたボタンは、必ず押してしまうが本人に悪気は一切ない。 |
 フォーア・ヴィッセン | |
 関羽 | |
 シャシャ | |
 オール | |
 アルギッツ | |
 ミカティ | |
 クラース&ナイトメア | |
 ニコラ | |
 ヨリンデ | |
 土方とよ | |
 沖田はるか | |
 近藤いさみ | |
 トランシャ | |
 ソリマレディ | |
 ヨリンゲル | |
 吾輩 花嫁ver. | |
 アルター・ヴェルメリオ | 入った者の要素を切り離し「もうひとつの可能性」として具現化させるロゼッタ・ゲート。ヴェルメリオがそれを通過したことで生まれたアルター・ヴェルメリオは、本人よりも嫉妬深く人間さんだけに固執することもなく、そして自分がほしいものを手に入れるためには手段を選ばない非情さを併せ持っている。とはいうものの、根っこは本人と同じであるため悪に徹することができるわけもなく、現在のところツンデレのツンが目立っている程度。 |
 ローザ | ダーツガールズバー「マイ☆ガールズ」の看板娘。とても働き者で、毎日てきぱきとお店を切り盛りしている。客寄せでダーツを使っていたら、かなり上手くなってしまい今では100発100中の腕前。最近は「素晴らしいダーツの腕前の方がいると聞いて」など、噂を聞きつけた人が遠方からも見に来るようになった。ローザの腕前を耳にしたオトギノクニダーツ協会から、「ぜひうちの会員に!」「今からでも遅くありません!!理事長とかしませんか!?」と誘われ、はっきりNOといえない性格だったローザは一瞬揺らぐのだが、姉たちが断ってなんとか事なきを得た。 |
 ジバル | |
 レヴェイユ | |
 ジャバウォック | |
 ピカ・キャノ | |
 キャノン・ボールズ | |
 ユノ | 女神系みんなのお姉ちゃん。とっても優しくてしっかり者の彼女の肩書は「結婚生活アドバイザー」らしい。炊事・洗濯・掃除に子育て、お弁当作りに夫婦の縁結びまで何でもこなす。どんなに大変なことでも自分が行った行為で世界中の人々が幸せならばすべてOK。しっかり者で世話焼きだが、のめり込みすぎて余計なお世話まで焼いてしまうこともしばしば。ユノに世話を焼かれると何もできないくらい生活力がなくなってしまう為注意が必要。 |
 ファーデン | 創造期は社会に反発していた時期もあったが、今は故郷を離れ都会でパレンディアスの衣装デザイン会社でバイト中。いずれ自分のブランドを立ち上げるのが夢。ネーエライには定期的に服のデザインを見せに来ている。 天涯孤独のため、ネーエライー家と和解してからは家族同様に接してもらえることに感謝しているが、なかなか素直になれずにいる。いつか嘘でもなく、本当の意味での「ただいま」が言いたい。 甘党で常にお菓子を持ち歩いている。食べることが大好きであり、大食い。噛み癖があり、食べ物でも人でもなんでも噛んでしまう。 |
 ネーエライ | 7人の子供を持つママでもありながら、自らデザインした服を中心に販売するブティック「セブンス・ゴート」を切り盛りする、仕事も家事も完ぺきで、働くママたちの憧れ。優しい夫と結婚したのだが、夫を病気で亡くし女手一つで娘たちを育ててきた。苦労も多いが、娘たちも健康で立派に育ってくれ、自分の人生は幸せだと感じている。昔はオトギノクニの超有名ブランド「ディマ」でトップデザイナーとして働いており、自分を含め8人分のお弁当を、あれこれ工夫しながら毎朝20分で用意していた。 |
 ブレア 水着ver. | オルパワー騎士団を率いる、真面目でしっかり者。今回の合宿も海だ水着だと浮かれることなく気を引き締めている。お酒が苦手ですぐ悪酔いするため、騎士団の呑みの場ではかなり気を使っている。そんな彼女の楽しみは漫画を読むこと。ジャンルを問わず昔から漫画は好きで、面白い作品に当たれば朝まで読みふけることもしばしば。この合宿が終わったら、また好きな漫画にのめりこむ時間を作ろうと思っている。 |
 ブルータス | 大手商社「SPQ」の代表取締役CEO。頭脳派で理路整然と相手を論破できる。長い会議はムダだと徹底的に嫌い、質問にも即答できないと評価が下がる。慢性的な運動不足のため、ちょっとしたことで足がつってうずくまったりしていることも。以前シーザーが「SPQ」の代表だった際に、役員会で解任動議を発議して追放した経緯がある。本人はそれを今でも恨まれていると思っており、罪の意識からシーザーの会社と取引を続けている。実は美少女、特に華奢な美少女が大好きで、何時間でも眺めていられる。お気に入りの少女を見てはため息をつく日々。 |
 シーザー | 没落貴族出身の元お嬢様。自ら起ち上げた会社「シーザー・ケミカル」の代表として日々奔走している。とても素直でまっすぐな性格のため人望もあるが、素直さにつけ込もうとする者も引き寄せてしまう。持ち前の強運で、なんとか不幸からは回避できている。創造期にCEOを務めた大手商社「SPQ」の役員たちとは色々あったが、現在では良い関係を築けている。知識を吸収する機会は貴重だと考えており、積極的に取り組んでいる。そのため、ひとたび興味を惹かれると、資料に没頭してしまったり、時間を忘れて話し込んでしまうこともしばしば。 |
 ラビィ | 「ARC†エンジェルズ(あーく・だがー・えんじぇるず)」のメンバー。その界隈では「美容の天使」と呼ばれている。しかしながらグループの中では存在感が薄く、名前すら忘れられていることもしばしば。基本的に部屋に籠っている方が落ち着くタイプ。また、ネガティブな話しかしないコミュ障陰キャである。実は極度のかまってちゃんであるが、表に出せないでいる。ただひたすら焚き火が燃えている癒し動画などをずっと見続けて、1日が終わることも少なくない。そんな彼女だが美への意識は誰よりも高く、あらゆるメーカーのコスメのチェックはもちろん、新作コスメを全て買い揃え、スウォッチした動画を配信するインフルエンサーでもある。計画を立て、台本を作り、見せ方を緻密に考え準備することがとても得意。 |
 ホームズ 水着ver. | バブミビーチに現れた水着の名探偵。ダウナー系ギャルだが、頭脳明晰で度胸もあり、探偵として天下一品。大きな浮き輪とハートのサングラス、灼熱の太陽で溶けてしまったアイスを片手に、今日も難事件を解決する。ちなみに、水着はクラブのギャル友達たちと一緒にショッピングついでに買ったもの。最初はレモンイエローのものを選んでいたが、ギャル友達に「ほむほむソレ選ぶとかマ?絶対こっちの色のがよくね?」と友達に褒められまくったので即決。でも来年こそはレモンイエローの水着にしようと心に決めている。 |
 ノア | ノアは船舶設計技師で、代表作は豪華客船『アララト号』。元は畑仕事などをしていたが、フルートに勧められたことで船舶設計の楽しさに気づく。もとより手先は器用だったが、のめりこんだら自分が納得いくまで何度も試行錯誤するなど職人気質もあり、夢中になるうちにいつの間にかすさまじい才能が花開いた。また乗り物は乗客の命を預かるもの、という責任感が強く、手抜きは絶対に許さない。一方で報酬には無頓着なので親友のエムザラがフォローして、生活を成り立たせている面がある。エムザラへは日々の感謝、フルートにも設計の仕事と出会わせてくれたことに深く感謝している。 |
 プリオル | かつて、ポルタ島周辺に住む八部族を代表して、星の魔獣を鎮めるために人身御供となった巫女。記憶喪失の状態で迷宮近くにて発見され、ナーガの住む村で居候していた。のちに八部衆に星の魔獣を封印する術を授け、彼女たちと共に封印され眠りにつく。その正体は、医官アスクレピオスがレグルス神官長への強い憎しみを理由に切り離した良心の部分。のんびり穏やかな性格だが、社会常識が通用しないところがあり、特に経済観念は他人に理解されない。本人は長い封印のせいと言い張るが……。 |
 フルート | 天才肌のフルートは「できない人」を見ると苛立ってしまう。一方で、自分には絶対の自信があり、他人の褒め言葉を疑わない。ノアのことは常に意識しているが、かつて自分を慕って素直な賛辞をくれていたこともあって憎んでいるわけではない。洪水や嵐を引き起こす能力を持ち、積み上げてきたものを崩したいという強い欲求を抱えている。かつてノアに船を造らせたのも、それを満たす一環だった。しかし洪水をノアの船が耐えきってしまったことで、フルートには欲求不満だけが残ってしまった。欲求を満たすことが目的なので、ノアに固執しているわけではないが、超えなくてはならない壁のように感じている。 |
 ピュルテ(第2部) | 一大決戦を前に、リスクを覚悟して邪装<アビス・コントロール>を発動したピュルテ。かつて戦う能力を持たなかった経験から、人間さんの役に立ちたいと危険を省みずに飛び込んでしまう傾向がみられるようになった。本人は問題ないと言いきっているが、周囲はいつも心配している。人間さんへの愛情もこれまで以上にパワーアップしているが、好きな相手だからといって全部受け止めるのではなく、言うべきところは言う芯の強さを持っている。 |
 クレア(第2部) | かつては記憶喪失だったが、取り戻してからは以前にもまして好奇心旺盛。珍しいものは積極的に関わろうとする。特に未知の食べ物は、怖がらずにトライしてグルメの幅を広げている。食いしん坊でキャパも大きいので大食いフードファイターと誤解されることもあるが、本人の主義は「食べたいものを、食べたい時に、食べたい分だけ」というもの。また、友人関係をとても大切にしており、直観的ながら対等な人間関係を意識している傾向がある。 |
 シェイクスピア | インペリウム・コミッティ第8号委員。悲劇的状況に快楽を感じ、自分も含め悲劇に苦しむ姿にこそ人の美しさがあると信じている。血を見るのも好きで、隣席だったキャロルとは話が合う。音楽鑑賞も趣味だが、もちろん陰鬱な曲調が大好物。オペラからデスメタルまでと幅は広い。自室のインテリアもサイケデリックだという噂だが、部屋に入ることはめったに許可されない。本来は悲劇の筋書きを立てる策略家の面が強かったが、先代8号委員パラケルススの影響で錬金術に没頭する。 |
 キョーコ | レジスタンス集団「マガバナ」の一員。プライドの高いお嬢様気質で、他人に甘えて高飛車に命令し、面倒なことは周囲にやらせてきた。美容にも気を使っているが、美への執着や己を磨くための美容というよりも「可愛い」という流行を追いかけている自分自身が好き。その為、ちょっと流行ったコスメを買っては自分が見つけたかのように振舞いマウントをとる、わがまま放題な困った娘。一方で、決断力には長けており、物事をはっきりとその場で決めることができる。本名は「コンゴン」だが、可愛くないので呼ぶと怒る。 |
 エミリー(第2部) | パーティーのあざと可愛い担当を自認し、今日もイケメンとの交流を欠かさない――はずだったが、そんな気分になれないことだってときにはある。そんな日に人間さんに優しくされると「この人と付き合ってなくて本当によかった」と実感するらしい。戦闘においては、決戦を前にコミッティだけに許された幻召<プリマグラフィティ>によってデュオデュキム・コロルを召喚する秘術を披露した。なお、戦闘でなくてもときどき召喚しては、愛玩動物として可愛がっている。 |
 フアナ | インペリウム・コミッティ第11号委員。一時的に脱退しているが、戻る場所を確保してあげたい、というアイソーポス副議長の親心から本籍は残っておりマロリーは臨時契約扱いとなっている。ただ、当の本人は人間さんたちとの旅をやめるつもりがなくなっている。トレジャーハントギルドに属し、その情報ネットワークも強く顔も広いが、知人から友人に発展させるときの距離の詰め方が絶望的に不得意なため、友人は少ないらしい。貧しい家の出身なので経済観念は堅実。友人が出来たときに渡す自叙伝は、チープなカフェでコツコツ更新しているのだとか。 |
 ルミエ | ゼノエガータ帝国ラディカルマジック師団の師団長。同帝国の師団とは名ばかりで、ごく小規模な軍事組織であり、またメンバーも帝国生え抜きではなくエリートを寄せ集めた傭兵集団。そんな集団の中で、ルミエは自身の戦闘能力を向上させる事に心血を注いできた。自分に絶対の自信を持っており、ややナルシシストの傾向がある。勝負の結果のみにプライドを賭けるので、その手段は問わない。部下のことは駒としてしか見ていなかったが、結果的に行動をともにすることになったボクシー、ジャードゥに対して、少しずつだが彼女なりに親愛の感情が芽生え始めているようだ。功績を欲しがり策略を巡らすのだが、どうも詰めが甘く、ポンコツぶりをさらしてしまうことが多い。 |
 ヒミコ | 占いの館を経営してる超パリピなギャル占い師。元々はスホマのサイトで小規模に占いをしていたのだが、評判が評判を呼び小さいがお店を持つことに。ちなみにスホマの占いサイトには「みこぴのパゥワーでバチコリ発キメかましちゃうからよろぴ〜」とだけ書いてある。占いの腕は確かで百発百中。元々勉強は得意で、器用だし要領がいいタイプ。親には占い事ができる世継ぎの巫女として育てられていたが、真面目な幼少期時代は何処へやら、学生になりド派手にギャルデビューを果たした。妲己とは親友で、一緒にバナナジュースやらカラフル綿あめを食べ飲み歩くのが楽しみのひとつ。 |
 イヨ | ヒミコと仲良しの幼馴染み。しかし、彼女が学校に入るなりギャルになってしまい困惑している。イヨは真面目な優等生タイプで、体質的にパリピに近づくと蕁麻疹が出るパリピアレルギー持ち。そのため、ヒミコの周りにたくさんいるパリピ仲間には近づけない。近づきたくもない。本来は落ち着きがある真面目な人達だけと関わっていたいが、ヒミコだけは小さい頃からの仲なのでこれからも友情を育んでいきたいと思っている。今でもたまにお互いの家を行き来したり、一緒に過ごす時間を大切にしている。元々はヒミコのような立派な占い師になりたいという夢があった。 |
 リッパー | かつて創造期には都心部に住んでいたが、今は街の郊外でレストランを営んでいる。店は森の入り口にもほど近く、趣味で狩猟も行う。獲った成果は自身のレストランでジビエ料理として振る舞うことも。最近になって、食べる相手と自分の関係性が重要だと気付き、いつか素敵な旦那さんに得意である肉料理をふるまうのが夢。だが、これまで金髪美女を引っ掛けてきたことは星の数ほどあれど、男性への接し方がわからず、やや暴走気味。一方、性的指向はバイセクシャルである。ただリッパーの重視する好みのポイントが「肉感的」であるため、女性に偏りがちな傾向がある。 |
 デュプリ・ライブラ | オトギノクニを管理する天空神殿において、各属性精霊を管理していた五つ子天使が合体した姿。本来はこれがあるべき姿だったが、神官長により5つに分けられていた。神官長の古い知人に外見が似ているらしいが、詳しくは本人たちも知らされていない。少々ミスが多く、やらかしてお叱りを受けることも度々あるが、持ち前の芯の強さとバイタリティで乗り越えている。住民権をもらってからは下界にも行き来し交流を広げている。 |
 マダム・キュイジュ | 住民権を得た元精霊の親子。創造期の頃からビストネアとベルを見守っていた。元々マダムキュイジュはやや過保護過ぎるところがあったのだが、住民権を得てからは子離れができるようにプティエールに様々な教養を身につけさせる日々。その内容は紅茶の入れ方や炊事洗濯掃除に語学に護身術までと幅広い。プティエールは大好きなマムの気合の入りように、やや困惑している様子。ビストネアとベルは実体化したふたりを家族が増えたように思っており、ビストネアはプティエールに剣の扱いを教え、マダムはベルと夕食を作ったりしている。 |
 ファントゥ | レジスタンス集団「マガバナ」のリーダー。とても負けず嫌いで、勝ちに執着している。そのため負けそうな勝負になると「こんなもの!」と投げだし、暴れることもしばしば。実は「マガバナ」が天下をひっくり返すなんて絶対無理だと、心のどこかでは理解しているものの、負けを認めたくないことと、みんなと一緒にいることがちょっと楽しいので、気が付いていないフリをしている。特にキョーコのことはお気に入りで、何かにつけて人に勧めまくっており、主人公にも正妻を持つならキョーコ、と強くプッシュしている。 |
 アルター・ドロシー | |
 マルガレータ(第2部) | 創造期から現在に至るまで、ずっと継母ユーベルシェーンに美しさを妬まれ攻撃され、トラウマを抱えているプリンセス。「美しさが理由で狙われている」と認識しているものの、自身の美しさを認めていない。むしろ自分の容姿を嫌悪している。この容姿でなければ、妬まれることも狙われることもなかったのに、と思っている。基本的に受け身のスタイルなので、継母に対して「対抗しよう」とは積極的に思わず、逃げることで自分を守っていた。しか人間さんと出会ったことで、継母と対決する勇気を持つことができた。やや歪んだM気質を持ち合わせており、それが本来の気質なのか継母の攻撃の影響で歪んでしまった性質なのかは不明。 |
 ユーベルシェーン | 目的のためならば手段を厭わない驚異の美魔女。創造期は白雪姫の美しさを妬み、毒リンゴを食べさせて殺そうとした。「世界は自分を中心に回っている」と豪語する自信家。美への強烈な執着があり、そのためならどんなことにも耐えられる。鍼や整体など痛みを伴う施術や治療でも、美しくなれると聞けば必ずチャレンジ。最近ではむしろ痛みに快感にさえ感じるようだ。死ぬこと以外はかすり傷タイプ。実はライメント夫人、アルギッツとは美容ママ友で、娘の話3割美容の話7割の情報交換お茶会、通称「美のサバト」が定期的に行われているとの噂がある。 |
 武蔵はるの | かつて剣の道に夢中になるも、アザエルとの対決で挫折を経験し剣を振れなくなる。その際に始めた第二の道がうどん作りであり、克服した現在も自分の店「二天うどん」で天下一を取る、と目標を掲げている。同店は近所でも評判。地道にこつこつ進めていくことを得意とする、根っからマジメな子。とはいえ堅物ではなく、普通にはしゃいだりするなどオンとオフの切り替えができる。食べ歩きが大好きなため、かなり舌が肥えている。小難しいことを細かく考え続けるのは得意では無く、頭が疲れてくるとすぐに食べ物を欲してしまう。 |
 いつ | 「Ho-on!プロジェクト」に関わる7体のアンドロイドのロットNo-05。歴史を感じさせるものが好きで、古い建物を巡ったり古びた書物や道具を集めるのが趣味。古い建物の柱に手を置いて「ああ…声が聞こえます…」としみじみしたり、それっぽいエピソードを披露したりするが、別に霊的なものが降りているわけではなく、いつの空想の話。古いものに触れるときは、少し電波気味に見えることもあるが、根はとても真面目。ルールはちゃんと守ろうとするし、周囲にも守ってほしいと思っている。また、メガネをかけているときは控えめで大人しいが、はずすと…ドSチックに変貌する。 |
 服部あおい ヴァンパイアver. | 人間さんをお館様と慕う忍びの少女。今回はじめて異国のイベント『はろうぃん』に参加をしたが、今まで体験したことのない祭りが想像以上に楽しく、コゼットや楊貴妃に「来年も一緒にハロウィンしようね」と誘われた際も「もちろんです!」と即答で返事をした。吸血鬼という存在は名前を聞いたことがある程度だったが、愛しい者の血を吸うとその人も同族にできるという伝説を聞き、(もし拙者が血を吸えればお館様は永遠に拙者のモノ…)と考えたことは秘密。 |
 コゼット かぼガールver. | コゼットは昔から怪異を引き付けやすい体質で、今回参加した楊貴妃のハロウィンパーティーでの騒動も、ゴルボーの寂しいという気持ちと共鳴し起きてしまった事件。ゴルボーとの約束どおり、毎年コゼットは廃墟となっているゴルボーの屋敷跡にてハロウィンパーティーを行うことに。廃墟の大広間をみんなで片付けて、デコレーションをし、ハロウィンパーティーを開催。それだけでなく、誰かがここでパーティーができるようにレンタルスペースとしても活用する。ちなみに、ハロウィンの衣装はママと一緒に作った自慢の一着。 |
 ダングラール ポリスver. | ダンテスプロレスの営業の一環で、楊貴妃主催のハロウィンパーティーに参加することになったダングラール。根は真面目な性格で、そのためリング上でも徹底してヒールを演じる。もちろんハロウィンの「仮装」も例外ではなく、警官コスプレに合わせてしっかりパフォーマンス。本人も抑圧された何かが解放されたのか、お気に入りの様子。警官の衣装はダンテスプロレスでいつも発注している業者に発注。ヒールのダングラール向けに暗器も隠せる仕様になっている。 |
 マクベス | 創造期にあった悲劇が原因で、トラウマを抱えている。何事に対しても無気力で自信がなく、周囲を疑い、自分すら信じることができず、人任せのネガティブ思考になった。基本的に何に対しても「いいよそれで……」という反応なのでよく騙される。そしてまた誰も信じられなくなる無限ループ。ただ、もともと持っていた正義の心は生きており、人を傷つけたりすることについてはとても敏感。争うことは面倒だし、他人の争いごとに巻き込まれるなんてもってのほか。家でずっと「い〜ちゃんねる」を見ていられればいいのにと思っている。 |
 プース チアリーダーver. | オトギアカデミーにラパンやクローリクを誘って入学したプース。自分が勝負に出るのではなく、勝負を応援する方へ目的をシフトした。これは、何度も自分自身に勝負を挑むルーヴに自信をつけてほしいという、彼女なりの気持ちから。ルーヴと仲良くなりたいと思っており、ルーヴが可愛いもの好きであることなども知っているが、なかなか距離を縮められない。腕力があるというよりも瞬間的にパワーを発揮できるタイプ。その為、長距離走よりも短距離走、シャトルランより幅跳びの方が得意。 |
 ルーヴ | 実直で曲がったことが大嫌い。情に厚く、困っている人には手を差し伸べる。ただ、照れてしまうので素直には言えないし、お礼を言われる瞬間が一番居心地の悪いタイプ。また、すぐ「勝負だ!」と腕っぷし、あるいはそれに準ずる勝負で白黒ハッキリさせたがるワイルドな性格。口調や行動から表面的には男っぽく見えるが、実は内面的には誰よりも女の子らしい女の子。創造期に発生した事故で、プースにひどい目に合わされてしまった、本人はそれを勝負に負けたと思っているので、恨んではいない。しかし負けたままにはできない、とリベンジマッチを何度も挑み続けている。 |
 ギルガメッシュXmas ver. | クラブ『エデン』の代表。『ユーフラテス』よりカジュアルなコンセプトで差別化、さらに経営拡大を図る。代表として非常に厳しいが、その反面カリスマ性も持っており、クラブのキャストや黒服たちはみんな「ギルさんは人使いが荒いからなー」と言いつつ真面目に仕事に取り組んでいる。優秀な人材を見抜きスカウトしたり、あるいは未経験者を指導し育てられるのもギルの才能のひとつ。今回のクリスマス衣装が好評だったため、今後も季節イベントなどの企画に力を入れていこうと考えている。ちなみに、酔っぱらうとあざとく可愛い歌をカラオケで歌ってくれたりする。 |
 エヴィXmas ver. | クラブ『エデン』のナンバー1キャスト。なのだが……ドジっ子でミスも多く、お客様にドリンクをこぼすのはいつものこと。それでも彼女が人気なのは、この業界では珍しく純粋無垢で素直な性格のため。お客さんの中にはエヴィのドジを楽しみにしてきている方もしばしば。ちなみに、町を歩いていたところをギルに「ねえ、エデンへ入ってみない?」とスカウトされた。最初は戸惑っていたものの、自分ひとりでも新しいことを成し遂げたい!とデビューを決心。みんなが助けてくれるし、新しい世界を知って仕事も楽しんでいる。 |
 ラウラXmas ver. | クラブ『エデン』のキャスト。オルディン連合を復興する資金を稼ぐため、夜の世界へ飛び込んだ。オルディン連合入団当初を思い出しつつ、てきぱきとしたいい働きっぷりを見せる。シャンパンコールも覚えは早かった。なるべく無駄な出費はしたくないため、仕事が終わると24時間営業のスーパーへ足を運び、見切り品の野菜で簡単なご飯を作って節約に努めている。メニューはおおよそ鍋か野菜炒めかパスタ。料理ができないわけではなく、簡単でコスパのよいメニューを選んでいる。質素な生活がギルに見破られ、最近は定期的にステーキを食べさせてもらっているが、明け方仕事終わり朝6時のステーキはきついと言い出せないまま。 |
 トーテツ | 変態皇帝(変帝)配下、四凶のひとり。対象と決めた相手に対し過干渉気味で、どこに出かけてたのか、事前に伝えておかないと根掘り葉掘り聞き出す。伝えておいても、やっぱり事細かに確認してしまう。日々の生活サイクルはすべて把握しておかないと気がすまないし、近づいてくる他者は基本的に敵だと認識して過度に警戒する。実際に敵だった際には、それはもう容赦なく徹底的に倒す。また、金銭感覚が一般的なものから完全にズレている。口では、妻にふさわしいと認めた人がいたら譲ると言っているが、認める気などさらさらない。 |
 キルケー | その昔、薬学の先駆者として活躍した魔女。今は自宅の巨大な植物園兼家庭菜園を管理しながら、製薬会社などに助言をしエステティシャンとしても活躍する。常にお腹を空かせており、自分の空腹を満たすために自給自足の生活をしている。植物の知識が豊富で、一目見ただけでその植物のことが何でもわかる。傷んでいる植物やうまく育たない作物を見せると、すぐに解消方法を教えてくれる。また、料理上手だが、ヴェルメリオのような愛情料理というよりも研究しつくされた無駄のない美容料理の方が得意。変化の術が得意で、動物などに化けて獲物を捕まえたりするワイルドな一面も。基本的には元気で気さくだが、空腹が限界に達すると狂暴化する。 |
 ニャルラト | 千の顔を持つと言われ、変身能力特化型の魔族。楽しいことがすべて。ノリが軽く、面白ければOKと、後先考えずその場のノリでイタズラを数多く仕掛けては周囲を怒らせている。子供の無垢なイタズラというよりは、分かってやっている悪ノリなのでタチが悪い。ただ、子供や老人にはめちゃくちゃ優しい。マウントを取ってきたり、イキっている相手ほどドギツイ仕掛けをかます傾向にある。彼女を口説こうと思ったら「可愛いね」は禁句で、それに類する言葉で声をかけた男は、相手にされないか、あるいはオモチャにされて終わりである。何かに本気になった経験がなく、世の中をどこか斜めに見ているフシがある。 |
 クトゥグァ | 生真面目を越えて神経質で気難しく、どこに地雷が埋まっているかわからない。例えば、雨が吹き込むからと開け放たれた窓を閉めようとすると「誰の許可を得て勝手なことをしているの!」と怒り出すので、相手は戸惑うばかり。ナイトゴードンは鈍感なので、突然キレるクトゥグァに何も思うところなくついてきてくれている。クトゥグァ自身も、自分の言動で周囲との距離が生じていること、ナイトゴードンが例外的にそばにいてくれていることは理解しているため、彼女には感謝の気持ちを持っている。が、それとこれとは別なので、ナイトゴードンにも理不尽な怒りはぶつけている。 |
 ハイドン | 冷静で、堅実に物事を進めるタイプ。音楽は芸術ではなく、自分の才能を最大限発揮できるビジネスだと考えているので、効率も重要な要素。面倒になると流してしまうことが多い。真面目そうに見えるのだが、良くも悪くも適当なのがハイドン流。ウェーイ音楽院を幾度か留年した後、中退。モーツァルトと組んだバンド「アイネ・クライネ」ではモーツァルトとツインギターで観衆を魅了した。その後、本格的に音楽シーンに殴り込みをかけるが、当初は思い通りにいかないこともあったという。奏者としてよりも作曲家として成功の足がかりをつかみ、以後はアレンジャー、プロデューサーなどの肩書でオトギ音楽界を席巻している。 |
 アリス・ミルズXmas ver. | 人間さんが主催するホームパーティーに招待されたアリス・ミルズ。かつては敵対関係にあったが、現在はすべて水に流している。今回のクリスマスではいくつものパーティーを掛け持ちして参加していた。鏡の中から鏡の中へ移動できるため、便利ではあるのだがなかなか区切りがつけにくく、アルブスが止めなければ一日に6ヶ所のパーティーに参加することになっていた。そんな彼女は毎年1年のお礼もかねて部下たちにクリスマスプレゼントを用意している。部下たちもアリス・ミルズに感謝のプレゼントを用意しているため、実質プレゼント交換会となっている。 |
 トーテンヘムXmas ver. | 人間さんが主催するホームパーティーに招待されたトーテンヘム。心優しいゆえに、周りに気を使いすぎる性分。ひとりでいることが多いのも、たくさんの人に囲まれいると自分が誰に気を遣えばいいのかわからなくなって混乱してしまうため。クリスマスなどのイベントも嫌いではないのだが、人が多く集まるところはできるだけ避けていた。しかし今回のクリスマスパーティーが終わった後、できるだけこういうイベントにも前向きに参加しようと思い始めた。 |
 フェルディナ酉ver. | お正月に家族で過ごしたいと思ったグリム家四女。みんなで集まるために、旅館選びからおせちの用意まで精一杯手を尽くしていたのは姉妹達には内緒。本当は長女と次女にも連絡するか悩んだのだが、勇気が出ずにあきらめた。寝間着や制服は以前から持っていたものだが、着物はコツコツとため込んだお金を使って今回のために新調したのだとか。それもこれも共に過ごす姉妹達に恥をかかせない、または自分が恥をかかないためである。なお、みんなでやった羽子板大会ではぶっちぎりの最下位だった。 |
 シャルロッテ丑ver. | お正月に集まることになったグリム家末っ子。みんなで一緒におせちを食べていた際、人間界を思い出す…などと人間さんが口走ったため、今度こっそりおせちを作ってみようかなと考えている。また、どこで覚えてきたのかヤマトの国では着物の帯を引っ張って「あーれー!」と脱がしていく遊びがあると知り、いつか人間さんが自分の帯に手をかけてくれないかなぁと密かに妄想したりもしている。なお、当たり前だが姉妹達がいるので妄想は実現しなかった。 |
 エミリー戌ver. | お正月に集まることになったグリム家五女。いつものメンバーに、姉妹で過ごしたいとフェルディナから誘われたことを話すと、クレアに「家族は大事だから行った方がいい。ヴェルが作ってくれる栗きんとんはエミリーの分まで食べておくね」と言われ、少々後ろ髪をひかれつつも家族の集まりに参加した。フェルディナが集まりたいと言ったから仕方なく……とフェルディナをダシにしつつも、実はエミリーもみんなで集まれたのは嬉しかった。ちなみに、ヴェル特製栗きんとんは少しだけクレアが残してくれていたので、戻ってからクレアと半分こして食べることができた。 |
 カロラ巳ver. | お正月に集まることになったグリム家三女。数字に強い金庫番なのだが、お金の使い方はけっこう荒い。欲しいものがあればなんでも買ってしまうタチで、カロラの部屋は他人から見ればガラクタのようなもので埋め尽くされている。でも、本人はどれも大事なものだと言い張っている。月に一回程度ヴェルヘルミナが部屋をのぞきに来ては片付けたらどう?というのだが、「あーあとでなー」と受け流している。また、部屋の中には美少女の写真がたくさんスクラップされたアルバムが何冊も保存されている。 |
 ミダース | インペリウム・コミッティ、アイソーポス副議長の「特務機関7番隊」の関係者。つまりほぼ他人。ロバの耳が生えてしまったが王族には違いなく、プライドだけは高い。考える事が苦手で騙されやすく、短絡的。明るく前向きではあるが、何も考えていないだけの残念な人。グリム家やコミッティに憧れを持つ。創造期にはロバの耳をバカにされたことからロバコンプレックス(通称 ロバコン)を持っている。単純な性格が仇となり、うまい話に乗っかって失敗することも多々……自分の耳をロバの耳に変えたアポロンのことを未だに恐れている。 |
 ヘンゼル(第2部) | 創造期の後、魔女狩りをしなくなってから少々時間を持て余している。最近ではコリンの手伝いをしていることが多い。コリンに植物のことを教わるのが楽しいので、色々と質問もして知識を深めている。そのうちコリンのように何か専門的な分野に詳しくなりたいとぼんやり考えているが、まだ自分がどういう道に進むべきなのかははっきりしていない。見つかるまでは、新しいことに幅広く挑戦しようと考え、その一環としてヨガや習字など未経験の分野にもチャレンジしている。 |
 グレーテル(第2部) | 相変わらず気が強いお菓子な妹。体重計には乗らない主義。毎晩、日課のようにぽりぽりとお菓子を食べていたら、さすがに心配したヘンゼルに取り上げられて大喧嘩をした。怒ったヘンゼルはとても怖いのだが、グレーテルの方も引っ込みがつかなくなってしまった様子。喧嘩は連日続き、どうしようと凹んでいたところ、コリンが間に入ってなんとか助けてくれた。仲直りの印にお茶会を開き、みんなでペリーヌの作った甘すぎないケーキを食べた。甘すぎないだけでカロリーも糖質もしっかりあるのだが……。 |
 ペリーヌ(第2部) | ペリーヌ製菓学校の創始者にして理事長。才能あふれるパティシエだが、創造期にヘンゼルとグレーテルを苦しめたことを未だに後悔している。専門学校にはペリーヌ先生、ではなくペリーヌ様!と呼んで崇め敬う生徒たちが多数存在する。ペリーヌはそれを危険なことだと思っておらず、むしろ「こんな私を愛してくれるだなんてありがたい話……私は悪い魔女なのに」と落ち込んでしまう無限ループ。しかし、ヘンゼルとグレーテルが本心から許してくれていることを感じ、そんな気持ちから解放されつつある。 |
 グェン | レジスタンス集団「マガバナ」のメンバー。建築士で、新しい建築物のデザインをいつもイメージしている。のんびり屋さんで、おっとりした雰囲気だが責任感はそれなりにある。しかし、マイペースな面が現場では仇となることも。本人は今まで家屋しか作った事がなく、川の治水工事の設計などは専門外だったが、人々が困っているということで悪戦苦闘しながら取り組んだ。豪華客船の設計士ノアと会うと朝まで語りあってしまうこともしばしば。 |
 エシリー | クラブ「エデン」に突如現れた謎の存在、エシリー・グリル。自称、平和主義少女。そのペン回しの速度は世界一だとかそうじゃないとか。とにかく謎の多い存在。肉とお米を眺めることがいっぱいちゅき……ではなく大好き、らしい。変態だと思われる。自分によく似た誰かさんが「てへぺろ☆」と面倒を回避するのを見て、魔法の呪文なのだと信じて濫用している。 |
 アルター・シンデレラ | ロゼッタ・ゲートを通過したシンデレラから枝分かれした、もう1つの可能性とも言うべき存在。本人と違い、人間さんへの愛情はほぼ皆無で、亡夫の死から未だに抜け出せないままでいる。ただ、愛情を持ち続けることと前を向くことは共存できるとは考えていて、踏み出すためにも仇をとることが大事だと死の真相を追っている。酒は理由がない限り、自発的には飲まない。酔っ払ったオリジナルを醒めた目で見ている。 |
 リリスバレンタインver. | バレンタイン期間にアルバイトを始めたリリス。働くこと自体にさして興味はないが、かわいいメイド服を着れるならと応募を決めた。アルバイト代はさっきゅんと一緒に、高級ランジェリーショップでセクシーな下着を大量購入して、そのほとんどが消えてしまったが、本人は大満足。今度、友達を集めてパジャマならぬランジェリーパーティーをしようと計画中。また、リリスは器用な方で、そつなくなんでもできる。先日も試してみたらサクランボの茎を舌でリボン結びできることがわかった。 |
 サキュバスバレンタインver. | アルバイトをしてさらにファンが増えたさっきゅん。可愛いメイド服に本人も大満足。最近は男女問わずファンにサインを求められることが増えてしまったため、「さっきゅんはアイドルじゃないんだけど」と思いつつサインの練習をした。が、ちょっぴり恥ずかしい気がしてまだ誰にも書いていない。アルバイト中にいろんなチョコを食べたが一番気に入ったのはダークチョコの中に甘いキャラメルが入ったチョコ。 |
 ハイドバレンタインver. | 創造期には薬を使って入れ替わっていたが、今はジキルとお互いに相談をして入れ替わっている。そんなハイドは今回媚薬入りチョコレートを売り出して儲けるつもりだったようだが、失敗に終わった。ジキルへの日頃の感謝の気持ちを伝えるお土産は、かけると目の周りが黒くなる眼鏡をチョイス。まんまとひっかかったジキルはご機嫌ななめだったが、夜にハイドがケーキを買ってくるとすぐに機嫌が直ったのだとか。悪戯グッズに簡単に引っかかり、ケーキひとつで機嫌を直すジキルに、こんなにチョロくて大丈夫なの……と少し不安に思うのだった。 |
 ジキル 春節ver. | 薬を研究するうち、薬膳料理や漢方薬に興味がわいたジキル。その中でも簡単なように見えて奥深いお粥作りにハマっており、ここ最近の食生活に取り入れた。まだ数値には表れないが、なんとなく体が健康になったと感じている。味は可もなく不可もなく、でもちょっと身体に優しそうな味わいらしい。もっと健康になれる秘訣はないかと、日々研究を続けている。ちなみにハイドには薬膳料理も、漢方薬も、お粥そのものも不評だった。 |
 紫式部 春節ver. | オトギノクニにおいて、身分上の「作家」でありながら現役の「文筆業としての作家」としても活動を続けている稀有な存在。それも、一発当てただけでは飽き足らず、意欲的に多才なジャンルに挑戦しつづけている。今回は東の国の変わったお祭りがあると聞いて、取材にやってきた。取材を進める中で「紫式部の書いた絵本を読んでみたい」という言葉を受け、自分は絵本作家ではないけど…と思いつつ、取材した逸話から再構成した絵本「せいりゅうちゃん だいぼうけん!」がまさかのヒット。編集者に「ぜひ、続編を!」と迫られている。 |
 アリス(第2部) | 新しいことに興味津々なワンダーランドの英雄であるアリス。最近になって急に、自分の胸がささやかなことが気になりだした。タリーに相談したら謎のお茶を飲まされたり、謎のキノコを食べさせられたりと大変な目にあったので、今はスフィアで配信されるラビィのバストマッサージを毎日している。あまり何かを継続して行うことは好きではないのだが、今のところこのマッサージは続けられている。また、気に入っていたシマシマの靴下を売っていたお店が先日閉店してしまい、とても困っている。その為最近は自分の欲しい細さのボーダーラインの入った靴下を求めて各国を回っている。 |
 ルース(第2部) | ワンダーランドにて日々大慌てしているルース。大慌てしすぎて最近はチェシャーのコップを割る、タリーの帽子を川に落とす、アリスの靴下を濡らす、マウラのケーキを間違えて食べてしまう、リラのコップにお茶でなくお酒を注いでしまうなどなど…盛大にミスを犯しまくっている。反省しているようだが、周りの皆は本人が思っているよりも気にしていない。大やらかしをしてしまった日はアリスが教えてくれたキャロットケーキを夜中に焼いてリラと一緒に星を見ながら食べている。 |
 タリー(第2部) | ワンダーランドのお茶会主催者。深い深い森の奥で何でもない日にも、何かある日にも気ままにお茶会を開いている。その行動は自由すぎて予測不能。オトギノクニの最終兵器の名を恣にしている。クイズをよく出すのだが、答えがあるのかも怪しい。ワンダーランドに迷い込んだ人を発見するとお茶会に招待してくれるが、親切ではなく面白そうだからというだけ。退屈や刺激がない日々を最も嫌い、常に新しいことを求めている。その為、お茶会にワンダーランドのメンバーの思い付きも全部実践していくスタイル。変貌を遂げた彼女をのぞきこむとき、彼女もまたこちらを見ている。 |
 ミャオ | レジスタンス集団「マガバナ」の一員だが、面倒なことは極力避けたい事なかれ主義。レジスタンスなのに、変態皇帝(変帝)に抵抗するのも面倒なので、基本的に人任せ。今こそ決起するとき!という手下に任せっぱなしにしていたら、あっという間に鎮圧されてしまい、山奥で逃亡生活を送るハメになったことも。甘え上手で、明らかにぶりっこしているのに男はそれを見抜けなかったりする。特殊な魚の血を足の裏に塗って水面を歩く術が使える。 |
 マウラ(第2部) | ワンダーランド屈指の安眠女王。2位は特にいない。お茶会でさえ、うとうとしている。かつて何をしたらマウラは起きるのかをチェシャーが実験を兼ねたイタズラをしたことがあり、横で熱唱する、フライパンをオタマで叩く、わざわざこのためだけにヤマトノクニから取り寄せたワサビを鼻に乗せる、などをしたのだがどれもちっとも起きなかった。ちなみに、枕を20個ほど持っているが、そのうちだいたい10個はルースがお茶をかけてしまい洗濯中。残りの5個はタリーがどこかに持っていき、残りの5個ぐらいをローテーションで使っている。 |
 リラ(第2部) | 心、ぴょんぴょんしてますか? リラとお茶をすれば頭も心もすぐさまぴょんぴょん。予測不能な行動で常に斜め上を目指す彼女は、いつも笑顔。しかし、一部のトランプ兵からは未だに虐待を受けているという情報もある。その原因は、ルースにも何か関係しているらしく、グランド・リヴィジョンの引き起こした重大な悲劇のひとつに数えられている。酒を飲んでも、かつての理知的な姿を取り戻すことがあるが、翌朝にはすべてきれいに忘れてしまっている。 |
 吉備津 桃葉(第2部) | 創造期にお供を引き連れ暴れる鬼を退治した英雄の桃葉。現在は鬼のうららとは和解し、いい友達同士。桃尻を恥ずかしく思っており、スリムできゅっと上がったヒップに憧れる。ヒップアップ体操はたいてい試しているが、継続して何かをやることが苦手であまり続かない。できれば楽して痩せたい!けどきびだんごが美味しい…と葛藤する毎日。最終的には植物由来だしヘルシー、と自分に言い聞かせて食べる。走るフォームがめちゃくちゃ綺麗。 |
 浦島 みずえ(第2部) | 海をこよなく愛する元気な少女。快活な性格のため、老若男女問わず友達が多くアクティブに様々な友達と交流を楽しんでいる。深海にある定食屋のおばあちゃんから海岸沿いの漁師の子供までみんなと仲良しだ。色んなところで色んな人に頼りにされていて、相談されることも多い。みずえもそれを嬉しく思っており、できるだけ多くの人の相談に乗ってあげているようだ。また、漁師のおばちゃんやおじちゃんに、しょっちゅう差し入れをもらっており、海岸沿いではいただき物を食べながら海釣りをするみずえの姿が見られる。 |
 鬼島 うらら(第2部) | 男に振り回されるうららだが、何故か男運も底辺。今まで様々な男と付き合っては苦労してきた。DVに借金、束縛ストーカーにだらしないダメ男などなど……それでもうららが恋愛をやめられないのは、恋する自分に恋をしているから。そんなうららも最近は「男の人でも身勝手じゃない人っているんだ!」と知り、リルの指導もあったおかげで昔よりは成長している。しかし、みずえや桃葉からすればまだまだ不安なようで、誰かを好きになったら、すぐに自分たちに報告するようにと言い含めている。 |
 ヘラクレス | 自由人の父の元に生まれ、何かと振り回されつつも英才教育を受けて育った筋金入りのお嬢様。親戚のペルセウスに憧れ、自身も英雄になるべく様々な教養を身につけたが、元来の怪力も相まって戦闘能力が一番伸びた。オトギノクニでは(これでは彼氏ができないのでは?)と考えるようになり怪力芸を控えようとしている。しかし根っからの優等生なので、頼まれるとつい怪力で色々解決してしまう無限ループ。自分より強い男性の彼女に束縛されることを夢見ている。 |
 シャシャ 学生服ver. | 24時間あなたの為にご奉仕します、いや、させてください!なうさぎ女子。今回は学園で全力奉仕中。そんな彼女の自宅は実はうさぎグッズまみれ。スリッパにミニテーブル、ベッドシーツにティッシュボックスに至るまで全てうさぎ型、もしくはうさぎ柄という徹底ぶり。本人曰くこれだと寂しくないとのことだが、初めてこの部屋を訪れた人々は揃って驚く。しかし学園のクラスメイトたちは、もう慣れたもので、シャシャが何か助けてくれた時には、うさぎ型のクッキーやうさぎ柄のハンカチなどをお礼に渡すのが恒例となっている。 |
 ギフト 学生服ver. | りんごの観察記録と共に日記をつけているギフトは、実はけっこう筆まめ。授業のノートもきっちりと綺麗にとっている。理科の実験などの授業も得意で、クラスメイトはギフトと同じ班になったら「やったー!ギフトちゃんと一緒だ!」と喜ぶほど。しかし運動は苦手で、体育の授業はあまり動かないでもいいような卓球などの授業を選んでいる。特に水泳が苦手。理論的にはどうやったら泳げるのかは頭でわかっているのだが、どうしても体が言うことを聞かず、いつまでも泳げる気がしない。歌劇学校に体育いる?と疑問だが、突っ込むと理科の実験もなくなりそうなので黙っている。 |
 ハルフェッツェ 学生服ver. | 授業中もちょくちょく居眠りをしているハルフェッツェだが、テストの点数は軒並み90点以上。うつらうつらしながら書くので、ノートの文字はただでさえ丸文字な上にぐちゃぐちゃで読みにくいのだが本人的には問題なし。保健室や日当たりのいい場所で寝てばかりいるのだが、なぜか高得点をたたき出す。クラスメイトが勉強の秘訣を尋ねたところ「すいみんがくしゅうだよ〜」とのこと。ふわふわとしているが要点をまとめたり理解するのがうまいタイプで、クラスでも人気者。みんなから可愛がられている。 |
 チェシャー(第2部) | オトギノクニのいたずら猫として、より成長したチェシャー。マタタビやいたずらグッズなども使いこなし、さらにアグレッシブになった。手下の黒猫なども増え、ひとりだけではなく集団でのいたずらも最近は増えている。衣装もよりイタズラがしやすいよう、夜闇に溶け込むような色味にチェンジ。頭の中はいたずらの作戦とお茶会メンバーのことで常にいっぱいで、他の事には興味がない様子。目の前の自分の楽しみを優先するタイプ。 |
 フェルディナ イースターver. | イースターイベントに「たまごシスターズ」というユニットで司会進行役として参加することになった。シスターズの長女。出演決定から密かに楽しみにしており、参加要項を読み込み、ダンスや司会の練習、衣装のチェックと入念に準備をしていた。しかし当日はベクやクルプンにペースを乱されてばかり。それでも怒って投げ出したりしなかったのは成長ポイント。ちょっとアートにも自信があったので、自分でペイントしたたまごをエミリーに見せるも「まぁ思ったよりはいいと思うよぉ」と微妙な感想をもらい、不完全燃焼。来年こそはエミリーに認められたいという野望を抱く。 |
 ベク・ヴェーム イースターver. | 押してはいけないと書かれたボタンは必ず押す、ベク・ヴェーム。それはいけないことだと最近は反省しているが、自分の中の欲望を抑えるまでには至っていない。そんなベクの様子をフォーアは心配している。イースターではたまごシスターズとして司会を務めることになり、ベクなりに頑張っていた。かなりの幸運呼び込み体質であり、おみくじなら大吉、福引なら一等を必ず引き当てる。そんな強運とフォーアの予言のおかげで本人も知らぬ間に災いを回避していることが多い。イースターのたまごにたくさんお絵描きやデコレーションを施した後、大量に持ち帰り城のコックを悩ませた。 |
 ヤシャ | ポルタ島周辺の部族代表で構成された八武衆のひとり。GR?後に出現した星の魔獣を封じるため、自分たちごと封印してからは「八武神」と呼ばれた。黙々と鍛錬を続けた、武道ひとすじのストイックなタイプ。ただ、それも責任感からの行動で、本当は可愛い服やアクセサリーが大好きで、男女交際にも興味津々で脳内では既に理想のデートというビジョンを持っている。まだ自分の気持ちを素直に伝えることに不慣れだが、少しずつ変わっていきたいと思っている。 |
 ガンダーヴァ | |
 キンナラ | ポルタ島周辺の部族代表で構成された八武衆のひとり。GR?後に出現した星の魔獣を封じるため、自分たちごと封印してからは「八武神」と呼ばれた。ちょっと内気で、おしゃべりが苦手。1日中、部屋で本を読んでいる生活に何も不自由を感じない。ただ、仲良くなるのに時間がかかるものの、いざ仲間と認めれば言うべきことはハッキリ言う。戦闘自体があまり好きではなく、動物に囲まれてひっそりと暮らしたい。知識先行で経験が追いつかず頭でっかちになってしまうこともあるが、現在は仲間がフォローしてくれている。 |
 マホラガ | ポルタ島周辺の部族代表で構成された八武衆のひとり。GR?後に出現した星の魔獣を封じるため、自分たちごと封印してからは「八武神」と呼ばれた。どんなときも、楽しく過ごさなかったら1日がもったいない、と考える八武神のムードメーカー。くだらないイタズラを仕掛けるなど、ディーバよりもやや子供っぽい。いわゆる天才タイプで、すべての魔術は感覚で操作できる。一方で難しい理論を並べるとパンクしてしまう。魔術に限らず、料理や美術も感覚だけで良作を仕上げることがある。ただし集中力はあまり長くもたない。 |
 アリア | ポステリオルに仕える側近。人間たちに会う前から優秀な看護師として医療の現場に関わっていた。実はなかなかのドMで、痛いプレイがお好み。首締めなど苦しいプレイは気が乗らないが、お尻を叩かれると燃え上がってしまう。尚、かまってちゃん気質なため、放置プレイはまったく響かない。工作活動に長らく従事してきたこともあって、社会の常識等には精通している。意外と義理人情に厚く、必ず恩を返すタイプ。 |
 ポーチ | 創造期にバーバリーに助けてもらったことがあるポーチ。それ以来バーバリーとは仲の良い関係が続いており、コンビで大道芸人をやっている。しかし、はたから見ればボケと突っ込みにしか見えず、お笑い芸人だと思われているのが最近の悩み。ポーチの長所は自分にできないことはないと自信を持っていること。そのため、人一倍努力は欠かさないストイックな一面も。そして努力していることは絶対に表には出さず、「これくらいできて当然でしょ」などと他人を煽る態度を取ってしまい、恨みや妬みを買うことも少なくない。その性格故、なかなか友達ができにくいことも本人は自覚している。 |
 アルター・ティンカ | ロゼッタゲートを通過した際、元のティンカー・ベルのフックへの不信感、ペトラへの心配性、と言った部分から枝分かれした、もう一つの可能性とも言うべき存在。オリジナルと違い、心配性な部分が強調されるため、後ろ向きで陰気な印象を与える。ペトラとフックが絡むと、その感情が暴走してしまうこともしばしば。誰かに自分を深く愛し肯定してほしいというオリジナルの深層心理が、アルター・ティンカを生み出したのかもしれない。 |
 アンナマリア(第2部) | 創造期のつらかった記憶を乗り越え、少しだけ前向きになれたアンナマリア。自分に自信は持てないけれど、健気で懸命な姿勢を保ち続けている。最近はマッチママことスウォールに料理を習いつつ、作れる料理のレパートリーが増えるのを楽しみにしている。盛り付けなどにもこだわっていて、ニンジンなどの野菜の飾り切りにもチャレンジ中で、自分の作ったお星さま型のニンジン入りシチューでみんなをもてなしたいと考えている。生い立ちが貧しいので、もったいない精神で物持ちがとても良い。何でも自分で直して使い続ける。 |
 トリル(第2部) | 歌姫としてのオーラがより一層輝きを増しているトリル。最近は一番大切な人への心に秘めた思いを、どう歌声に乗せれば伝わるのかを考えている。日々のボイトレを欠かさないのはもちろん、スタイルをキープするための努力も欠かさない。おすすめは朝早く起きて一定量以上の水を飲むことと、海藻をたくさん食べること。美容誌「ビマキ」のライメント夫人の連載もチェックしている。そんな頑張り屋のトリルを姉たちも陰ながら応援しており、妹が実家に帰ってきたときのための美容食献立や、スキンケア用品、ボディメイク器具などバックアップ体制が充実している。 |
 スノウ(第2部) | サンタクロースのクラースの元で働くスノウ。プレゼント製造の進行管理や梱包、当日のルート策定までこなすスーパーウーマンで、その有能っぽりにはクラースも一目置いている。表面上は感情の振れ幅がないように見えるが、実は曲がったことが大嫌いな情に厚いタイプ。しかし自身の欲望には素直で貪欲であり、身体が求めるからと一般人をいきなり押し倒したりもする。善悪の概念より欲望が優先。その場では「もうしない」と約束するのだが……。本人の雰囲気に反して、それなりに苦労はしてきたが、フアナのせいだとは思っていない。むしろ、フアナがひとりで抱え込んでる姿をもどかしく思っている。 |
 ピュルテ・リリィ | カラバのいたずらにより若返ってしまったピュルテ。見た目は変わっても、港区で人間さんとゴージャスな生活をする夢は変わらないまま。大人としてオブラートに包んでいた内面のちょっぴり黒い部分が、あまり包み隠されなくなっている。人間さんに、将来の良いお嫁さんであることをアピールするため、頻繁におままごとで遊びたいとねだる。最近は人間界で見た昼ドラを思い出しつつ、おままごとの流れを考えている。そのため設定が妙にドロドロしてしまっており、おままごとのシチュエーションにはまったく向いていないどころか、夢の港区生活からもかけ離れてしまっていることに本人は気が付いていない。 |
 リル・リリィ | カラバのいたずらによりかなり昔の時代の姿に戻ってしまったリル。ピュルテ曰く「ワガママも言うし、寂しがりで甘えたがりで気難しい子」。体が小さくなった分、克服したはずの好き嫌いが元に戻った為、玉ねぎが食べられなくなってしまった。テルツォが作るナヴァランが何よりの大好物であることは変わらず、美味しい!と何度もおかわりをしている。一方で、小さいころにしていたおねしょも再発してしまい、こっそりとベッドシーツを洗おうとしたところ、人間さんに目撃されてしまうというお約束な出来事も。 |
 カラバ | 非常に騙されやすいのに、自分では知性派だと確信しているカラバ。頭脳は少し弱いが、腕力は最強。もともと創造期は大柄で巨乳という体格だったのだが、リルの策略によりちびっこ貧乳体型になってしまった。現在はテルツォの城の穀物倉庫で農作物の品質管理をしているが、仕事には真面目に取り組んでいない。テルツォの縁談の件も、自分には大して関係ないと思っているが、敵の敵は味方理論でなんとかアゾールを仲間に取り込めないかな、と考えている。 |
 バーバリー | 創造期にポーチを助けたバーバリー。自由気ままでのんびりしているバーバリーはその事実をすっかり忘れてしまっていたが、結果的にポーチと友達になれて嬉しい!と思ってはいるようだ。基本的に三大欲求が満たされていればそれで満足らしく、ごろごろしながら家でご飯を食べてゲームをすることが何よりの幸せ。……だったのだが、やる気満々のポーチに引きずられて仕方なく大道芸をやっている。やる気になれば大技を出すことができるが、そんな機会は年に数回程度しかない。 |
 シャルロッテ 花嫁ver. | かつてオトギノクニを支配していた名門グリム家の末妹。人間さんの影響で家名ではなく自分自身を見てほしいと独立意識を持つ。しかし、名門グリム家として恥じないよう行動をするべき、と、家名の誇りは捨てていない。今回は憧れの花嫁衣装に身を包み、あわよくば人間さんが結婚を意識してくれないかな…と淡い期待を寄せている。しかし腐っても名門グリム、待つだけではダメだと花嫁修業を開始。だが今まで執事や侍女が何でもしてくれていたため家事全般、特に料理は壊滅的。系統としては「ケチケチしない」ことで高火力、大容量によるバランス崩壊系メシマズ。 |
 劉備 花嫁ver. | 控えめでネガティブになりがちな劉備。今回のデザインコンテストも気まぐれだったが、最優秀賞に選ばれてしまった。自宅に授賞式のお知らせが届いた時は膝から崩れ落ちた。非常に優秀なため、色々な事が出来てしまう器用さを持つが、みんなから注目されたくないので、あまり新しいことには手を出さないようにしている。そんな彼女は達筆で、友人たちに代筆を頼まれることもしばしば。何度かラブレターの代筆をしていたら「字がきれいで好きになりました」という返事が続出。ついには劉備に代筆してもらえば告白が成功する!との噂が広まってしまい、最近は殺到する代筆依頼に頭を悩ませている。 |
 ディオニス 花嫁ver. | 公務をこなしつつ、目に付いたドレスデザインコンテストに息抜きを兼ねて応募したディオニス。最近は余裕も出てきて、何かにチャレンジするという気持ちも芽生えてきた。ドレスを身に纏った彼女はやはり美しく、コンテスト会場でも注目の的。結婚よりも親友達と遊ぶ方が楽しいディオニス、結婚はまだ先…と思っていたが、ブライダルカタログの「たくさんの友人を呼んで素敵なウエディングパーティーを!」の文字が頭から離れず、最近は毎日いろんな結婚式プランを公務そっちのけで考えている。友達を結婚式に呼ぶことにも憧れがあるが、自分が友達の式に呼ばれることも楽しみにしており、式辞や余興の依頼を心待ちにしている。 |
 ペトラパン(第2部) | ネバーランドより参上したペトラパン。以前よりももっと元気に、明るく、そして美しさと勇気と優しさを兼ね備える。創造期に比べればいくぶん落ち着いて大人っぽくなった。が、心はやはり少女のまま。人を惹きつける魅力に溢れており、ペトラパンのことが好きな人は男女ともに多く、そのため交友関係も広い。そんな人気者のペトラパン、実は寝るときにふかふかのタオルケットがないとぐっすり眠れないという甘えん坊な一面も。フックとは現在、無二の親友として何でも相談できる関係。ネバーランド以外のことにも詳しいフックにいろいろ聞いては、世界への興味を深めている。でも、口についたご飯粒をとってくれるのはティンカだけ。 |
 フック(第2部) | スカルロックを根城とする、ネバーランド海域を支配する海賊団の長。敬称は「船長」だが、実際には複数の船舶を保有している。自信に満ち溢れているその姿は海賊として、相手に畏敬の念を抱かせる。嗜好は派手なようで、輝きの強いアクセサリーや美しいベルベットの生地、レオパードの柄などを好む。ここ数年の航海で宝石や貴金属の類だけではなく、ワインやスパイスにも詳しくなり、美味しい料理をを用意してはペトラパンやティンカーベルを誘って宴を開いくのが楽しみとなっている。また陸上でも裏社会ビジネスを牛耳っており、盗品や流出品の売買で財を築いている。 |
 ダーリング夫人 | ウェンディの母親であるダーリング夫人。地元の学校では評判の良い教師でもあり、ディマイトがなくなった今では生徒達に慕われている。全教科指導しているが、専門は数学。最近は保健体育も教えている。ウェンディと人間さんとの関係も把握してはいるが、認めるなんてとんでもない。人間さんはティンカあたりと適当にくっつけばいい、と思っている。騒動の後、人間さんの勧めで熱帯魚を飼うことにした。熱帯魚の管理が徹底管理主義の性格とあっていたようで、水槽が日々どんどん増えている。 |
 タイガーリリー | ネバーランドに住む部族の長、タイガーリリー。コミニュケーション能力に長け、仲間からの信頼も厚い。手先も器用で、仲間の衣服を塗って直したり、住む場所を手際良く確保したり、食事を作ったり、小動物の狩猟に漁や採集までとなんでもできる。身にまとっている衣装も彼女の自作。作業の合間には自分で作ったその煙草を吹かし、薬草の香る煙を浴びる事でリフレッシュしている。煙草とは呼ばれているが、健康に良い薬草を煎じてその煙を吸う嗜好品。煙には儀式的な意味もあり、リリー曰く、大地のパワーを受け取れるらしい。 |
 ショパン 水着ver. | 人間さんとラブラブな夏を過ごすために水着や浮き輪を張り切って用意したショパン。外に出るのは苦手だし、ましてや陽キャの中に入るなんて考えただけで気絶してしまいそうだが、大好きな人間さんのために克服することを決意。そのまま人間さんを捕らえて、自分の部屋に閉じ込めてしまいたいと密かに妄想中。ちなみに、ショパンの部屋は人間さん用のふかふかなベッドや色違いの歯ブラシ、一緒に座れるソファー、お揃いのパジャマなどが用意されている。 |
 アルギッツ 水着ver. | アルギッツは今年も夏の思い出作りに余念がない。早朝に起き、メイクも水着もバッチリキメて、オシャレプールへいざ出陣! してはみたものの…何故か誰からもお声はかからない。なんでだよ!と憤るアルギッツだが、実はナイスルッキングガイ達はアルギッツの美しさに怖じ気づいてしまっていた。アイスを食べている時、浮き輪ではしゃぐ無邪気な笑顔、髪や肌から水を滴らせプールから上がってくる姿…アルギッツの一挙手一投足にドキドキしている夏の青年たち。その視線に、アルギッツはいつ気が付くのか……アルギッツの暑い夏はまだまだ続く。 |
 エンテ | オトギノクニでブレイク中の人気女優、エンテ。ドラマに映画にと大忙しな彼女だが、実は漫画家になりたいという夢を持つ。だが、天はさすがに三物は与えなかったようで、絵の才能は一言で言えば奇才。また、途方もなくお人好しな一面があり、写真集の撮影に訪れた地では、お年寄りの荷物運び、夜ご飯の準備、近所の子供たちの世話など…ありとあらゆることを手伝い、住民たちに「うちの家に嫁に来てくれ」と引っ張りだこで大変だったらしい。その際に撮影した写真集は、発売前重版となる話題作となった。 |
 シュヴァル | エンテが女優になったのを知り、俳優養成所に通って同じく女優を目指しているシュヴァル。授業でコントを披露したり、ゲテモノ食いで他の生徒の笑いを取っていた。そこでバラエティ番組のPの目に止まり、晴れて業界デビュー。危険な仕事でも嫌な顔せず真剣に取り組み、笑いに変える根性がお茶の間にウケてたちまち人気者となる。しかし、人気女優のエンテとの差は開くばかりだと焦りを感じている様子。シュヴァルは決して女優として成功することを諦めずに、今日も仕事を選り好みせず、全力でチャレンジしている。 |
 ランスロット | 捜査班のエースであるランスロット。剣術をはじめとする戦闘力にずば抜けて長けており、犯人確保に一役買っている。そのため逮捕数もチームでいつもトップ。また頭も良く、推理力、洞察力に優れている。気遣いの人でもあるので、相手の感情をある程度慮ることもできる。一方自分で判断する、ということが極度に苦手。自覚があるので、自己判断するような状況を避けようとする傾向にある。そんな性格ゆえに、誰も指示をしてくれずマニュアルもない恋愛ごとは苦手。ボスがお見合い写真を持ってきてくれるのを密かに待ち望んでいる。 |
 アーサー | キャメロット警視庁の特殊ディマイト捜査機関、セクター・ラウンドのリーダー。マーリンにスカウトされ、相棒のエクスカリバーと数々の事件を解決してきた。凄腕の捜査官として、キャメロット・シティ全体に名をとどろかせ、犯罪組織にも一目おかれている。普段は理論的な捜査で証拠を積み上げていくが、いざ突入となったら先陣を切って暴れる武闘派でもある。ライフスタイルもカッコおしゃれ、と特に同性の人気を集めている。が、本人は恋人もほしいと考えている為自分のライフスタイルやイメージはとっつきづらいのではと気にしている。かなりのむっつりで、実は大人なグッズが自室にずらりと並んでいる。 |
 マーリン | アーサーよりも捜査機関での経験が長く、先輩でもあるマーリン。新米警官だったアーサーを相棒とし彼女を教育したのがマーリンだった。アーサーがボスになったのち、ランスロットともバディを組んで教育をした。 捜査官としても歴戦の経験が武器になり、窮地を直観で脱することもしばしば。チームのメンバーのことは可愛がっており、プライベートな相談をされ頼られることも多い。また、 発明家としても名高く、様々な発想のもと事件解決に役立ったり役立たなかったりするものを発明している。いくつかは捜査にも正式採用されているのだが、ろくでもない失敗作を生み出すことの方が多い。 |
 グィネヴィア | 捜査機関の副官という立場でありながら、品行方正とは程遠いグィネヴィア。定時退社したいと思えばだいたい合コンに出かけて、金持ちなイケメンを狩る日々。そんな彼女の特筆する能力は「真実を見破る目」。品物を本物かどうか見極める真贋はもちろん、証言のウソや隠し事を見抜くことができる。また、コミュニケーション能力のバケモノであり、人脈も非常に広い。そんな彼女のお気に入りはランスロットで、「マジメなランスロットを自分みたいにしたい」というランスロットにとっては大迷惑でしかない欲望を抱えている。 |
 よんよん | 「Ho-on!プロジェクト」に関わる7体のアンドロイドの4番目。ナンバリングは4なのだが、実践経験にとても乏しい。理由は、本人の慎重すぎる性格のゆえで、「もし自分の恩返しが喜ばれなかったら、それは恩返しにならない…むしろ追加でお詫びをしなくてはいけない…」とのネガティブ思考に陥り、実は今まで一度も恩返しをしたことがない。借りている倉庫に多額の現金や大量の貴金属を貯め込んでいる大金持ちだが、それが活かされる日があるのかは不明。極度のびびりでお化け屋敷なんてもってのほか。夜道を一人で歩くのでさえ毎回死を覚悟する程。日々震えながら生活を送っている。 |
 呂布 中華風メイドver. | オトギノクニ記念日のパーティーでコンパニオン不足のためピンチだと聞き、自分が救世主になる!とコンパニオンのオーディションを受けた呂布。いつも素直で人を疑うことを知らず、直球勝負で隠しごともできない性格。普通のコンパニオンではダメだと思い、人間界で言う双龍戯茶の猛特訓をした。失敗ばかりで飲み物が無駄に減る一方だが、本人はなぜか得意げ、満足げ。お客さんも呂布の元気さと明るさにほだされ、飲み物がこぼれようが料理が散らかろうが、パーティーを楽しんでいる。 |
 ピュルテ 剣士ver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い剣を手にした花の妖精。その剣は大事な人を守るために、真っ直ぐで美しい太刀筋を描く。今回、フアナが自身を無力だと自覚した上の暴走は、見ていてかなり身につまされる思いで、現在の前線で思いっきり人間さんのために戦えることを改めて誇らしく思ったのだった。人間さんにも剣士姿をかっこいいと褒められたピュルテは、剣の磨き方をリルに教わり、戦闘後は必ず剣を大事に磨き肌身離さず持ち歩いている。 |
 リル ガンナーver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い銃を手にした策略家。遠距離の射撃もなんのその、気候などの条件が揃えば1キロ先の標的も打ち抜くことができる。また、サブマシンガンに持ち替えれば圧倒的な連射で敵も一網打尽。ちなみに、町が魔物の襲撃を受けた際に、驚いて家を飛び出してしまった猫ちゃんたちは無事に里親が見つかった。リルとピュルテは猫を送り届けることになったが、猫たちはリルに甘えてなかなか離れないという事態に。自分で思う以上になつかれていたことを実感し、寂しさに胸が張り裂ける思いで里親に譲り渡した。今度暇があれば猫たちの様子を見にいくつもり。 |
 フアナ・ゼロ | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、様々な武器を手にしたフアナ。実は今回のパーティーの準備をオトギッターを通して人間さんに伝えようという企画はフアナの発案。それもそのはず、フアナは数ヶ月前に桃葉やうらら達がオトギッターをしているのを見て「こうやって作る友達もあるのか!」と衝撃を受けたのだ。文字数制限があることにやや不満があるフアナだったのだが、最近は写真を撮ったりみんなの投稿にいいねしたりと、オトギッターを使いこなしている様子。ただ誰もオトギッターではそんな感じでハッシュタクはつけないんだよ、と教えてあげていないため、なかなかフォロワーは増えないようだ。 |
 お菊 | |
 ヴェルメリオ 斧術士ver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い斧を手にしたヴェルメリオ。大きな武器を扱うのに苦労するかと思いきや、すぐに馴染んだ。ティンカは「ずきんが重いのを武器にするのはこれが3つめ」と何故か悔しそう。様々な旅を通し心身ともにたくましくなった彼女は、もちろん料理面でも成長を遂げている。パイの研究は当然のこと、ポトフやチリコンカン、人間界のおせち料理やバレンタインのチョコレートやケーキにまで成長は及ぶ。人間さんの胃袋を完全につかみきるまで料理の道は続く……。 |
 シンデレラ 槍術士ver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い槍を手にしたシンデレラ。しばらくして、あの若い事務官が北部の伯爵領で亡くなったことを聞く。シンデレラは私費で単身、その葬儀に駆けつけた。雨の降る日だった。彼の最後の嘘を察したシンデレラは、手にした一本のボトルを祭壇に供える。「懐かしいでしょう? あなたが新人の時に、朝まで付き合ってくれた時のお酒よ。どうか、安らかにね」とほほ笑んだ。シンデレラは気持ちを新たに旅路へと戻ることを決意するのだった。 |
 ドロシー 魔導師ver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、魔法の杖を手にしたドロシー。本人はいつもどおりだと思っているが、他の仲間は「ロゼッタってなんでもありだな」と呆れ半分だとか。そんなドロシーは、弱いものを助けよう、という強い正義感を持っており、今回の少年のような子どものファンが各所に存在している。たまに感謝のお手紙をもらうほど。ドロシーは筆まめではないのだが、そういう手紙を受け取ると、地元のカンザスに向けた手紙と一緒に書いて送っている。自分は元気で頑張っていることを伝えるために。もしこの旅が終わったら、いつかその手紙を書いてくれた子たちに会いに行きたいと思っている。 |
 エミリー シーフver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い短剣を手にしたエミリー。鮮やか、そして軽やかに――敵の心を盗み、気が付けば彼女は闇夜に紛れて消えていく……。人間さんとの夜遊びは閉店しているブティックのショーウィンドウを見て回ったり、街頭がロマンティックに照らす路地を歩いたり、バーで一杯だけ飲んでを繰り返しはしごしてみたり。その後夜景がきれいなスポットへ足を踏み入れても、ふたりはあくまでも友達。適度な距離を維持するのだった。 |
 クレア モンクver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い拳で勝負することにしたクレア。フアナがご飯代を奢ってくれるという話になったとき、クレアはちゃんと食べ放題コースを選んでいたので、フアナの財布が空っぽになることはなかった。しかしお店の食材はかつてないほどの勢いで減っていき、クレアたちが店を出るのと同時に「今日は閉店」の札を出したのだとか。フアナはクレアの食べっぷりに大満足で、またみんなで食べに行こうね、とほほ笑んでいた。 |
 ティンカー・ベル ソーサラーver. | ロゼッタに「可能性」という名の世界に導かれ、普段とは違い魔導書を手にしたティンカ。普段から元気でムードメーカーな彼女だが、意外にも祈るという行為は嫌いではないようで、ソーサラーというジョブも気に入っている。本人曰く「祈りってさ、誰かのことを思うことじゃん?ティンカはそういう風にいろんな人を思うっての案外嫌いじゃないんだよね」とのこと。ちなみに、ジョブチェンジでソーサラーだったんだよ〜今度ペトラの為にお祈りしちゃうね!とペトラパンに報告したが、横で聞いていたフックからは「胡散臭いですね」とにべもないのだった。 |
 武蔵はるのソフトボールver. | |
 イヨ テニスver. | |
 マクダフ カバディver. | マクベスたちによれば、過去(創造期)は普通の、むしろ理性的な子だったという。お花を育てるのが大好きで、どんなときも水やりは忘れない。そんな彼女が、みんなが楽しそうにしているスポーツ大会に憧れる。鬼ごっこしか経験のない彼女が出会った競技はカバディだった。記憶力の悪さは、少しずつ改善しており、カバディのルールもちゃんと覚えられた。ほんわかした言動とは裏腹に、プレー中の動きは俊敏。 |
 シャペロン | ヴェルメリオが幼少の頃より見守ってきた、実の祖母。創造期に狼に襲撃されて以降、二度とそんなことはさせないと魔法研究に勤しんだ結果、対面すれば狼を自在に操れるようになった。加えて、家は魔法結界で施錠され、周囲の敵も察知できる。しかし、それをかいくぐられてしまうと危険であることには変わりない。魔力の源は森そのもの。そのため、人工的な都会にはあまり行きたがらない。昔は森で自給自足の生活をしていたが、今は近所の猟師に街の物の配達を頼んでいる。しかし、アルター・ヴェルメリオに連れられロゼッタ・ゲートを通過。肉体の衰えを折半したことで、以前よりはアクティブになった。 |
 コーシン | 自己犠牲の権化であるシャシャがお気に入りのドSで、言われるがままにしていると自己犠牲っ子が量産されてしまう。お腹がすいた老人に食べ物を持ってきたロムリとキマは「普通」で火の中に飛び込んだシャシャが「正解」…「そうそう、そういうのですよ」とニコニコ。自己犠牲や苦しみを超えてこそ人は成長すると思っていて、基本何かあってもギリギリまで助けたりしない。エルマイトなしで必死に戦うみんなの姿を見たい、という思いで人間さんのエルマイトを搾り取ってしまおうかとも考えている。 |
 カグラ | ゼノエガータ帝国のラディカルパワー師団を率いる師団長。のはずだが、公式な所属メンバーは本人のみという、ぼっち師団。力でなんでも解決するし、難しいことは何も分からない。ただ、愛嬌はあるので、周囲からは可愛がられる。姉貴分気質で面倒見がいい。恋愛に関しては疎く、恋愛感情自体がまったく経験がなく理解もできていない。もちろんユーリに対しても純粋な妹分、保護する相手という意識しかない。心配させたくないという理由で、帝国師団の一員であることも人間さん一行との戦い直前まで伏せていた。 |
 ノア ハロウィン2021ver. | 豪華客船の設計技師。腕は確かで、巨大な船を緻密な計算のもとに設計している。生活面ではエムザラがサポートしてくれることもあり、実はお菓子作りは初体験。やってみると緻密な計量と正確な工程が成否を分けるという意味で、彼女の船舶設計に通じるものがあり本人も楽しくて仕方がない。もちろん出来上がったお菓子はエムザラやヨナ、フルートにもプレゼント。フルートも受け取ってくれたので上機嫌。ただ自分でも相当量を食べている自覚はあり、自身の計量は意識して回避しているのだとか。 |
 バステト | 「砂の国」を中心に活動する踊り子チーム「ブバスティス」のトップダンサー。純粋で、名声や金銭に拘らず、ただ踊りを見てほしいという気持ちで活動している。バステトたちが現れる宴は人々を心地よくさせる事ができ、宴の裏側で暗殺や謀殺されるのを未然に防ぐ、という役割も担っている。猫のように気まぐれだが、人懐っこく警戒心はない。アリババ、クレオパトラ、シェヘラザードとも顔なじみ。特に、シェヘラザードとは、彼女の語る物語に合わせた演舞がファンに好評。めったに怒ることはない穏やかな性格だが「キレたらヤバい」という噂。 |
 キューン・ストリッヒ ハロウィン2021ver. | フランケンシュタインに作られた怪物。「理想の人」として作られたため、優れた体力を持ち頭が良く、優しい心を持っているが人に迫害されていた可哀想な創造期を経験。本気で怒らせると、とてつもない力を発揮するとか…。そうした辛い経験もあって、外出は近隣の町におつかいに出るのがせいぜいだったのだが、今回は思い切って遠出。大好きな人間さんと一緒だからと勇気を振り絞ってハロウィンの町にやってきた。ネガティブだけどみんなと過ごすのが好きなソリマレディとは何故か仲良くなる。 |
 ローザ ハロウィン2021ver. | こぢんまりとしたダーツバーを家族経営している。常連客で親友のジバルは相変わらずべったりだが、ローザは分かり合えたと思っており、最近は遠出することも増えており、ジバルは心穏やかではないが定住せずに戻ってくるならいいかと、少し余裕が出てきたらしい。今回はゴーストバスター的な才能を発揮し、副業として除霊をするようになり新たなビジネスとして家族に貢献している。今も、依頼を受けては飛び回っている。 |
 ソリマレディ ハロウィン2021ver. | 創造期以来、パーティーと名のつくものにまったく呼ばれない悲運の魔女。決して嫌われてはいないのだが、何故かいくつかの不運やミスが重なって招待されずに終わる。その孤独を癒やすために酒におぼれ、常に酔っ払っている。今回はハロウィンという町ぐるみの、オープンワールドな催しということで殴り込み参戦。招待されなくても町に行けば自由に参加できる! トラブルはあったものの、ローザたちと一緒に行動する幸せを味わえた。 |
 光源氏 | |
 リア | 創造期では若くして娘を産んだ後は、やり手のバリキャリとして奮闘。投資家としても大きく成功した。しかし娘も成長、事業も安定し、仕事に飽きてしまう。いわゆる燃え尽き症候群。現在は超一流商社「SPQ」などの株式を程々に所有しており、配当金で生活できる。かつては大喧嘩して家でもしたが、現在は円満に娘3人と暮らしている。「悲劇研究会」に所属しており、定期的に会合が開かれる。そこで自分に起きた悲劇を語るのだが、それもそろそろ参加が面倒になってきた。ただ会長のシェイクスピアが怖いので、仕方なく続けている。マクベスやハムレットとも、その会を通じて面識がある。 |
 コーディリア | 働き者で、母と姉の我儘を全部聞いてしまう苦労人。母の資産管理さえしておけば食うのには困らないが、人はちゃんと仕事をするべき、と不労所得に否定的。小さな雑貨のお店を開くのが夢。ただし商才はないことをリアは見抜いており「やめときな」と止める。かつて自分が余計なことを言ったせいで母との関係も家族自体も崩壊しかけたと感じており、もともと控えめだったのがより控えめな性格になった。しかし今でも、無自覚に辛辣なことを言ってしまうことがある。男性関係はほぼ経験がなく、気になっても前に進めない。家事は好きなので、「まったくも〜」と言いながら楽しそうにこなしている。 |
 ディーバ | かつて星の魔獣を封印した英雄「八武神」のひとり。8人みんな揃って協調することを強く望んでいる。実は、星の魔獣対策に取り掛かる前はかなり男性にも人気があり、引く手あまただったらしい。そのため、8人の中では恋バナマスターとして君臨している。が、いうほど経験豊富なわけではない。寂しがり屋なところがあり、かまってもらえないと拗ねてしまうなど、少し子供っぽい一面も。 |
 ナーガ | かつて星の魔獣を封印した英雄「八武神」のひとり。星の魔獣に襲われ、住み慣れた家を失った。姉は命は取りとめたものの急速に高濃度のディマイトを吸収したことで自我を失ってしまい人形のようになって生活しているという。そんな経緯から星の魔獣討伐にかける思いは人一倍強く、復活した今でも討伐を前提に考えている。本来はじっくり考えるタイプで、多少は言い方がきついことがあっても心優しい女性だったのだが、蓄積した恨みが変えてしまった。しかし、似た境遇のポステリオルの姿に、少し思うところもあった様子。 |
 ガルダ | かつて星の魔獣を封印した英雄「八武神」のひとり。物静かで常に何か物思いに耽っている。感情をむき出しにすることはあまりない。特に他者に対して怒りをぶつけることはなく忍耐強い。8人の頭脳と言えるポジションで、状況を見定めて冷静に判断する。メンバーも彼女のことは信頼しており、大抵のことは決定を受け入れる。星の魔獣を封印する際もプリオルから得た情報をもとに術式を展開するなど、術者としても一流。 |
 アシュラ | かつて星の魔獣を封印した英雄「八武神」のひとり。8人で一番の暴れん坊で、強い相手との戦いを常に渇望している。そのため星の魔獣に対しても容赦なく討伐するべき、という考えだが、一方で仲間のことも大切に思っており、意見を聞く姿勢は持っている。復活してから、最新理論のトレーニングに感銘を受けると同時に、かつての自分の開発したメニューが理にかなっていたことも知り自信を深めてもいる。恋愛に関してはあまり興味がなく、普段の生活でもあまり性を意識していない。 |
 ポステリオル | 「星の革命戦線」(現・天空神殿)に属していたアスクレピオスが、神官長レグルスへの復讐を確実に成し遂げるため良心を切り離した姿。アスクレピオスは人々を癒す心優しい医者だったが、それはプリオルに受け継がれている。一方、思慮深い部分や、人々のために死者蘇生の禁術を行う覚悟…といった悲壮な部分をポステリオルが色濃く引き継いでいる。専門は外科で、必要であれば人体を切り刻んで縫合しキメラを生む、というタブーも辞さない。本来、グランド・リヴィジョン後の調整は彼女が担うはずだった。 |
 キトーネ | |
 メーディアXmas2021ver. | |
 アルター・ドロシーXmas2021ver. | |
 ユノXmas2021ver. | しっかり者で世話焼きな、みんなのおねえちゃん。全人類を弟くんにしてしまう包容力から誤解されがちだが、彼女はまず「恋する女の子の味方」なので実は女の子からの信頼もかなり篤い。どんな相手でも分け隔てなく包み込む慈愛の姿勢はまさに女神で、クリスマスの人肌恋しい季節には彼女を求める声もピークに達するらしい。今回はみんなで仲良くホームパーティーでお祝いしたいという思いから、じっくりミルクシチューを煮込んで準備している。 |
 シーザーXmas2021ver. | |
 オルディンXmas2021ver. | |
 ヴェルメリオ正月2022ver. | 将来の夢は、人間さんと故郷の森で小さな店を開くこと。とは言え、本気で結婚を夢見るヴェルメリオはプランBに備えることも忘れない。すなわち、人間界で暮らすことになるパターンだ。慣れない世界にいきなり行くよりも、予備知識を持っていたほうが良いと考えていたので、今回のVARはまさに僥倖。そんな意気込みを見せていた彼女だったが、いざ体験してみると人間さんの新たな一面にときめいてしまって、予備知識どころではなくなってしまった。 |
 シンデレラ正月2022ver. | 気が付けば、ごく自然に飲んでいたのが人間界でもちょっと高級なエリアだと気付き、意外と自分がプリンセス水準に馴染んでいたことに複雑な気持ち。改めて人間界で過ごすことで、いるかどうかも分からない人間さんの元カノの存在を意識してしまって、ちょっと悶々としてしまうのだった。今回は晴れ着はもちろんのこと、身につけた私服もしっかり記憶しており、いつかオトギノクニでも再現してみようと思っている。 |
 ドロシー正月2022ver. | 常に筋トレをしていると誤解されがちだが、最近はそこまでストイックではない。人間さんを守れる筋力と、魅了できるプロポーションが維持できればいいので、むしろストレスを溜めないように食べるときは食べる!を実践している。とは言うものの、今回の正月旅行では美味しいものがたくさんで、ついつい食べすぎてしまった上に移動も便利な特急列車を使ったため、さすがにいろいろ反映されてしまった。でも、人間さんといっしょに楽しくトレーニングする時間が生まれたので、結果オーライだとポジティブに捉えている。 |
 ティンカー・ベル正月2022ver. | 実は、いつものメンバーの中でもカワイイものに目がないのがティンカ。人間界のポップで最先端な街で出会った様々な服やアイテムは、彼女の心を鷲掴みにした。本当は、道中で立ち寄った夜景の見える場所では、少ししっとりムードを演出してみようかとも迷ったものの、自分らしい方が人間さんも安心するだろうと、おなじみのテンションで大はしゃぎ。結果、見知らぬカップルから冷たい視線を受けてしまうのだった。 |
 紫式部正月2022ver. | オトギノクニ屈指の大物作家。グリム家をはじめとする、いわゆる「作家」の資格も持ちながら、現在も意欲的に創作を続けており、彼女の名前を知らなくても創作物には誰もが必ず触れていると言われる。おかげで印税だけで立派に暮らしていけるため、現在はもっぱら趣味の同人活動に勤しんでいる。今回の人間界でも、噂に聞いた超巨大即売会に満を持して参戦。もちろん買い手としてもキャリーいっぱいの戦利品を詰め込んだ。ただVRなので、終了時に読んでいなかったものはデータの海へと消えてしまった。 |
 ジキル正月2022ver. | 今回の人間界デートにおける最大の功労者。豊富な知識と確かな技術で、いろいろな発明を生み出している。その仕事柄、植物を見るとその姿形を愛でるよりも、薬品の素材としての効能などに注目しがち。それでも人間界での植物園デートでは、人間さんの前だからと務めて可愛らしく振る舞った(つもり)らしい。最近はハイドとの関係も良好だが、今回のお土産がなかったことにVRだからと説明しても納得してもらえなかったとか。 |
 アリス正月2022ver. | ワンダーランドきっての勇者が人間界に殴り込み。しかし数多のモンスターを斬り伏せてきた猛者も、初詣の人混みをぶっ飛ばすわけにもいかず、人の波に飲まれて消えた。もともとお祭り騒ぎは大好きなので、露店はもとよりはしご乗りや舞いを堪能。ただ、たこ焼きとイカ焼きはどうしてもNGで、焼きそばやお好み焼き中心に食べて回った。おみくじは末吉。大吉が出るまで回すものと勘違いし、慌てて周りに止められたのだった。 |
 アルター・ヴェルメリオバレンタイン2022ver. | ヴェルメリオがロゼッタ・ゲートを通過した結果、分岐したもう一つの人格。今回はバレンタイン学園に編入し、オリジナルが放棄している恋愛経験値を積み上げていく狙い。重めの愛はオリジナルに残され、アルターは人間さんにも冷たい態度…のはずなのだが、何故かバレンタインチョコをしっかり用意しているらしい。オリジナルとの差別化のために、ホワイトチョコにすると宣言しているが、果たして論点はそこなのだろうか。 |
 キルケーバレンタイン2022ver. | |
 ニャルラトバレンタイン2022ver. | |
 ウェット・マフィン | |
 クラースバレンタイン2022ver. | |
 吾輩バレンタイン2022ver. | |
 クルプン猫カフェ2022ver. | |
 エヴィ猫カフェ2022ver. | |
 ウーヌム猫カフェ2022ver. | |
 リリス猫カフェ2022ver. | |
 ハムレット猫カフェ2022ver. | |
 フルート猫カフェ2022ver. | |
 フェルディナ映画祭2022ver. | |
 シャルロッテ映画祭2022ver. | |
 ベファーナイトメア映画祭2022ver. | |
 ギルガメッシュ映画祭2022ver. | |
 紫式部映画祭2022ver. | |
 コゼットスパイ学園2022ver. | |
 服部あおいスパイ学園2022ver. | |
 ファーデンスパイ学園2022ver. | |
 斎藤はじめスパイ学園2022ver. | |
 ジキルスパイ学園2022ver. | |
 リリスフラワーフェス2022ver. | |
 ギルガメッシュフラワーフェス2022ver. | |
 珠絵フラワーフェス2022ver. | |
 紫式部フラワーフェス2022ver. | 「作家」の資格を持ちながら本来の創作活動を現在も続けている、稀な存在。有数の売れっ子作家としてオトギノクニ内でもその名を知らない者は少なく、近年では小説のみならず絵本の原作や映画脚本にも進出している。今回はそんな多忙なスケジュールの合間を縫って、映画祭で意気投合したギルガメッシュと休暇を楽しむことに。ひょんなことからマーチングバンドに参加することになったが、これもまた貴重な経験だとポジティブに受け止め積極的に参加する。人間さんのことはずっと気になっているが、引け目があるのかなかなか踏み出せないまま。 |
 デュプリ・ライブラフラワーフェス2022ver. | |
 ルナティック | |
 シャルロッテウィッチ2022ver. | |
 アグラオニケ | 世界に絶望してしまった魔女。絶大な魔力を誇る偉大な魔女だったにも関わらず、ある日突然魔力を失ってしまった。魔力を失うと同時に、それまで周囲にいた人々が一斉に離れたり理不尽な扱いをされてしまう。もともと力を恐れる人も多く、悲観的な性格だったこともあり、すっかり人間不信になってしまい、相手の好意はすべて裏があると思って素直に応じない。生み出す魔法よりも消失させる魔法が得意。魔法の方向性が退廃的といえることも本人にとってはコンプレックス。精霊・アストラーベだけは辛うじて信頼している。 |
 ショパン ヴェルコスver. | |
 アルター・シャペロンウィッチ2022ver. | ヴェルメリオの祖母がロゼッタ・ゲートを通過した際に生まれた存在だが、ヴェルメリオへはオリジナル同様に祖母として愛情をかけている。オリジナルとアルターの別け隔てなく、ふたりの孫を大事に想っている。そのため普段は孫優先であることが多いが、今回は現役の頃によく行っていた魔女イベントに参加してみよう・・・・・・と、珍しく自分のために行動した。 |
 すずめ | |
 アリス・ミルズウィッチ2022ver. | |
 ベファーナ | |
 リルンゴ | |
 エミリー・アビス | |
 ヴィルヘルミナ | |
 シェイクスピア・リリィ | |
 カロラ | |
 ジャコヴァ | ここで問題です。ビスケットがあります。プレーン、チーズ、チョコの3種類有るので、ひとりおひとつどうぞ。そう言われてあなたならどうするだろうか。「全種類ひとつずつ渡せ。理由?私が食べたいから。ルールなんて知らない。問題があるなら私がルールを変える」これが自他ともに認めるThe・暴君ジャコヴァである。自分が絶対の基準なので滅多に主張は曲げない。ただ、興味のないことはまったく知らなかったりするため、自分に分からない話題はヴィルヘルミナにまかせて「うんうん」とうなずくだけにしており、このときは強きに押すと意外に聞いてくれる。動物全般が好きでかわいがっており、特に犬は大事にする。 |
 フェルディナ花嫁2022ver. | |
 ジキル花嫁2022ver. | |
 羅生門めぐる | |
 サラマンダー花嫁2022ver. | |
 妲己花嫁2022ver. | |
 トリルアイドル2022ver. | |
 シェイファーアイドル2022ver. | |
 マザー・ティターニアマネージャー2022ver. | |
 ホームズアイドル2022ver. | |
 セクスアイドル2022ver. | |
 シャルロッテ水着2022ver. | |
 アリス・ミルズ水着2022ver. | |
 ラビィ水着2022ver. | |
 アイリーン・アドラー | |
 みなみ水着2022ver. | |
 ディアトロン水着2022ver. | |
 花子 | |
 シンデレラ 酔拳士ver. | |
 ヴェルメリオ 踊り子ver. | |
 ティンカー・ベル パティシエver. | |
 ドロシー 氷術士ver. | |
 クロノス | |
 ピュルテ マーメイドver. | |
 リル ワンダーナイトver. | |
 エミリー お嬢様ver. | |
 クレア りんご姫ver. | 5度目の記念日を迎え、食べ過ぎて使い物にならなかった自分を見つめ直し、ひとりで全部食べずにみんなでシェアすることを学習。もうこれで歩く食料庫と呼ばれることもない。記憶が戻ってからも世間を知らないことには変わりなく、これまで日々学びを積み重ねてきたクレア。今回は食に特化した形で、またひとつ成長を見せた。そのせいか、あるいは末妹であることの反動か、年少の相手には少しお姉さんぶりたい気持ちもあるようだ。※なお今回のプロフィールはパーティー終了後のものとなる |
 ヴィネ | 9人の事実上のリーダー格。個性派が集まる中での良心。ただ、彼女自身は自分がリーダーだという意識はあまり持っていない。未来視の能力を持っており、先の出来事を映像として認識することができる。しかしどの程度の未来なのかや、そこに至るルートも不明瞭であるため、使いどころが難しい。ベリアルと違って嘘がつけず、まじめでコツコツ積み上げていくタイプ。ただ、まじめではあっても、ちょっとエッチなことには興味津々だったりする。未来視能力で獣聖騎兵に惨殺された自分たちの姿を見たことが、人間さんを巻き込んだ一連の流れの発端なのだが、解決したはずの現在でもその光景はトラウマで、いまでも夢に見る。 |
 アスモデウス | 元気いっぱいで、自分ががんばっていれば悪いことなんか起きない、とポジティブ思考。あまり相手を疑うこともしない。気に入った相手には何かモノをくれたりすることが多い。自分が9人の魔王の中でもリーダーだと確信している。周りも面倒なので否定しない。理想とするリーダ一像は実兄。魔族の中でも評価が高かった優秀な人物で、アスモデウスの面倒もよく見てくれていた。本来であれば次期魔王は彼だったのだが、ドルネク砦奪還戦で戦死。兄の思いを継いで立派な魔王になるべく、リーダーだからおやつを我慢してがんばったりと、彼女なりに努力している。 |
 ベリアル | 9人の間ではにぎやかし担当として、空気が重くならないように気を配っていた。ヴィネが未来視で末期を「見た」後、単独行動をするところをフォローに入るなど、視野の広さには定評がある。息をするかのごとく嘘をつく。自分の本音を明かすのがなんだか気恥ずかしく感じられるらしい。オチのない話は許してくれない。かつてガープ、セアルとはライバル関係にあったが、最終的に選考を通過し魔王となったのはベリアルだった。ふたりの分も背負い、最強の魔王を目指している。 |
 ベレト | |
 ガープ | 元魔王候補だった高位魔族。実力は高いが、世渡りが致命的に下手。よく言えば正直者。思ったことや感じたことはすぐ口に出してしまう。相手を貶める意図はなく、言ってあげることが本人のためだと信じている。それで損している部分、世渡りがうまくできていない部分があることは本人も承知している。セアルとベリアルの3人で、次期魔王候補として地元では名前が知られた存在だったが、獣聖騎兵との最大の激戦と言われるサザビーフィールドの戦いにおいて、セアルは戦死。力尽き微精霊になる直前に「誰にも負けない、最強の魔王になって」とふたりに託したのだった。 |
 エジソン | |
 朽崎みれい | |
 ガリレオ | |
 ロゼッタハロウィン2022ver. | |
 ミニコゼハロウィン2022ver. | |
 アズ・エルハロウィン2022ver. | オトギノクニの底辺動画配信者。昔、「堕天使アシズちゃん」という名義で100万人を超えるチャンネルを運営、暴露系や迷惑動画系で稼いでいたが色々トラブルも抱えたので名義を変えて1からスタートさせている。ただ、現在のCh登録者数も再生回数も伸びず、いろいろと悩んでいる。普段はおどおどしていて気が弱いが、カメラが回るとSっ気を発揮してくる。「デビモナ4」のメンバーとは定期的に食事に行ったりはするが、それぞれが好き勝手するので場はカオスになる。楽しいのかと言われると正直、本人もよくわからない。今回はミイラのコスチュームということで包帯の巻き方を研究しようとしたが、結局めんどくさくなって適当に巻くことにした。なお、レグルスの様子を映した配信は切り取られて転載されバズりまくったが、結局アーカイブは削除せざるを得なかった。 |
 アインシュタイン | |
 スティヴァーリハロウィン2022ver. | |
 レグルスハロウィン2022ver. | |
 バエル | |
 パイモン | 寡黙だが決して大人しいわけではなく、どちらかというと威圧的。知性派で特に自然科学の理に精通している。頭の悪い相手と話すのは時間のムダなので必要最低限にとどめたい。共感性が低く、相手の気持ちはあまり分からない。恋愛は人文学として興味があるが自ら体験したくはない。また、自分に女性的な魅力があるとは思っていない。エヴリンコーストで子供たちから猫のぬいぐるみをもらうはずだったが、事故によって小さな鈴だけが唯一残された。パイモンはその鈴を肌身離さず持ち歩いている。 |
 バラーム | |
 ソロモン | |
 ザガン | |
 プルソン | 獣聖騎兵の襲撃以前から天涯孤独の身だった魔族。過去のことはあまり語らない。魔族と言えども大抵の者は一定の社会性や良識を持っているが、プルソンには一部の感情が欠落しており、善悪の区別があまりついていない。ただし知性は高い。また、信頼する相手に禁じられたことは可能な限り遵守する。いつも血に飢えている。他者を傷つけたいというよりも傷つけ合う様をいつまでも見ていたい。もちろん自ら傷つけることに抵抗はない。 |
 八尺さま | |
 シルフィードXmas2022ver. | パラケルススが管轄する「四大精霊」のひとり。今回、住民権を得たことで天空神殿が設定した制限を超えて長距離移動が可能になった。もともと精霊としての性能は高かったので不自由はしていなかったが、せっかくなので思い切って長旅をして見聞を広めている。ただ、それが間接的に年上の恋人(既婚者)との破局につながったのは皮肉。どうしても落ち着いた、少し枯れかけた年上の男性が好みなのだが、そろそろ本気で不倫だけはしないように気持ちを改めようと思っている。 |
 フェルディナXmas2022ver. | 映画祭に始まり、夏のビーチリゾート、そしてクリスマスと存分に楽しんだフェルディナ。これまではグリム家の中だけで自分の立ち位置を測っていたこともありネガティブだったが、外に出ていろいろなことを経験し「意外と私、やれる」と自信をつけ始めている。とはいえ、いざというときの瞬発力や勇気は相変わらず弱々で、人間さんにはプレゼントを手渡しするだけで限界になってしまった。グリム家では優しかったエミリーが、フェルディナが前向きになったことで逆に辛口になっており今回も「レベル1」と評されたとか。 |
 エクスカリバーXmas2022ver. | キャメロット警視庁に嘱託として勤務するエクスカリバーだが、せっかく住民権を得たのだからとアーサーが配慮してくれ、長期休暇を取得することができた。精霊から住民になったことで、本体と別行動が取れるということもあり、彼女の旅行中に剣の方も鍛冶屋にメンテナンスに入っている。気ままなひとり旅をのんびり楽しんできたが、途中で知り合ったキャスとすっかり意気投合。今回のクリスマスも一緒にサンタ試験を受けたり、お互いにプレゼントを交換したりとすっかり仲良くなった。 |
 キャスXmas2022ver. | コミッティ特務機関キャロル隊の特別顧問。という肩書だが、住民権を取得してすぐに旅に出ても支障ないくらい、実務にはまったくタッチしていない。ただしいざというときは、その明晰な頭脳で戦略を瞬く間に組み立てる。当初はひとり旅はつまらなさそうだと思ったキャスが、アリス・ミルズやルーフス、アルブスを連れまわす日々が続いた。しかし、旅の途中でエクスカリバーに出会ってからは、彼女といつも行動を共にするようになり、ルーフスたちは安堵したのだった。エクスカリバーはキャスにとって、初めての純粋な「友人」なのかもしれない。 |
 ホレさん | |
 プースサバイバルver. | |
 ガルダ正月2023ver. | |
 アシュラ正月2023ver. | |
 ナーガ正月2023ver. | |
 マホラガ正月2023ver. | |
 アリア正月2023ver. | |
 イングリッド | |
 織田信長 | ヤマトの国のとある地方にある、それなりの家のお嬢様だが、自由奔放に遊び暮らしており高貴さはあまり感じられない。新しいものが大好きで、飽きっぽい。次から次に手を出しては、ほどほどのところで飽きて投げ出すので、器用貧乏になりがち。悪気なく他人の地雷を踏むが、本人はあまり気にしていない。今が良ければ全て良し、というタイプ。将来のことなんか考えたってしょうがない。人生なんて一瞬なんだから楽しまなきゃ損、というのがポリシー。 |
 濃姫 | |
 明智光秀 | |
 ショパンバレンタイン2023ver. | |
 服部あおいバレンタイン2023ver. | |
 ギフトバレンタイン2023ver. | |
 ギルガメッシュバレンタイン2023ver. | |
 アリス・ミルズバレンタイン2023ver. | 今回の「ガトー・アマトリート』で最もメイドとして献身的な働きを見せた人。明らかにキャラじゃないのに無理をしていたことで、努力を評価されることが多いが、実は本人は結構ノリノリだった。シャルロッテと行動をともにするといつも、彼女のふわふわきらきらした言動が理解できないと同時に、少々羨ましく感じていたのも事実。念願かなって(?)「アリスのラブをホイップ☆ホイップ☆」という火力の高いセリフを堂々とリピートできるようになった。 |
 ジャコヴァ〔アンチェインド〕 | |
 アイソーポス | |
 ロドピス | |
 パラケルスス | |
 レオナ | |
 ラハム | |